事業会社のUIUXデザイナーになって3ヶ月が経った。
こんにちは、なみもりなみこ(@MediocreNami)です。
デザイナーになりたいと思って1年半。
デザインでお金をもらうようになって1年3ヶ月。
UI/UXデザイナーとして事業会社の正社員になってから3ヶ月経ちました。
区切りがいいので、今回は「独学でデザイナーになったその後」について書きたいと思います。
デザイナーのキャリアに興味がある方や、デザイン勉強中の方にぜひ読んでほしいです。
何をやっているか
Makuakeの開発をしています。
私が関わっているのは、プロジェクトを行う実行者さんとMakuakeをつなげる部分です。
①UX
ユーザーが体験することすべての、最適な表現を追求しています。
新機能の仕様を詰めたり、マーケや広報など他の部署から依頼がきた仕事をどう実現するか検討します。
場合によっては、ユーザーヒアリングをすることもあります。
②UI
決めた仕様を、目に見えるインターフェースデザインに落としていきます。
文脈的にありえるデザインを洗い出して、チーム内で話し合いながら進めることが多いです。
大枠が決まったら、弊社チーフデザイナーによる鬼の1ピクセルフィードバックのもと、見た目の美しさを追求します。
③フロントエンド
HTML/CSSで見た目の要素をいじったり、すでにあるAPIを使用する程度の実装なら自分で行います。
④グラフィック
フッターに設置するバナーや、プレスリリースの画像を作ります。
会社で使う年賀状をコンペ形式で提案することも。
こちらも弊社チーフデザイナーの鬼の(略
⑤分析
最適なユーザー体験を作るためにはユーザーを知ることが必要です。UXを詰めるとき、Google Analyticsのデータで裏付けることがあります。
裏付けできないときはパターンを出してGoogle OptimizeやKARTEを使ってABテストをします。
なぜマクアケに入ったのか
幅広い武器をもってデザインにコミットできるから、です。
そもそも私は営業、企画、採用などビジネス領域からサービス作りをしてきました。ある時、「デザインってサービスをグロースさせる鍵なのでは」と確信めいたものを感じ、デザイナーになった人間です。
デザインそのものにも全力でコミットできるのはもちろん、その周辺にあるフロントエンドや分析にも関わって、よりデザインという手段をつよいものにできるMakuakeのサービス開発は最高です。
あと、純粋にビジョンに共感しているからです。笑
好きなデザインができればビジョンは・・・という事業会社のデザイナーはたくさんいますが、私はビジョンに共感しないとデザインができないタイプです。
事業会社のデザイナーになる前後で変化したこと
入社前の1年間はフリーランスをしていたのですが、半泣きでがんばるも成果が出ない幾つもの夜がありました。そもそも何をすればいいかわからない、何か違うけどどうすればいいかわからない、これから自分が成長するイメージがわかない、そんなストレスと戦っていました。
でも今は、仲間がいます。
6人のデザインチームの中で、デザイナーとしての成長実感があります。
安心感があるので、全力で自分の仕事にコミットすることができます。
上に挙げた5つの領域は、実際に私がやっている仕事ですが、上司やチームのサポートがなければ何もできません。
私は事業会社に入って本当によかったと思っています。
どんなデザインチームか
ユニークなMakuakeのデザインチームを少しだけご紹介します🙋♀️
チーフデザイナー O氏
Makuakeの全てを創業時から作っており、圧倒的審美眼を持つ。
グラフィックもUIもコーディングも超すごい(語彙力)。
たまに怖いけど、愛に溢れている。
グラフィックデザイナー K氏
チーフデザイナーの左腕で、グラフィックの神。
その仕事の速さから「精神と時の部屋」を使っているという噂がある。
UXリードデザイナー M氏 @mackymakinosh
バランス感覚MAXで、類い稀なるやさしさの持ち主。
すさまじい量の仕事をしているのにそれを感じさせない社内の人気者。
UI/UXデザイナー O氏 @tacuyao
元iOSアプリエンジニア。実装をわかっているので、エンジニアに優しいデザインで定評がある。照れ屋。
UXデザイナー J氏 @jesus_nama
メキシコ出身で、1年半前にシリコンバレーから日本に来た元エンジニア兼起業家。海外のビジネス事情や認知科学に詳しい。陽気。
UI/UXデザイナー なみこ @MediocreNami
もともと証券会社に入ろうとしていた金融女子。サービス立ち上げの経験から、独学してデザイナーになった。2019年大学卒。
デザイナーとしてどうなりたいか
必要なスキルは山積みですが、直近の目標があります。
それは、デザイナーの基礎である審美眼を養うこと。
グラフィックとUIの美しさについて自分なりの解を論理的に導けるようになりたい。
マクアケは80人という組織規模で、デザイナー1人が担当するプロジェクトがたくさんあります。今は私がやったすべての仕事を上司に確認してもらわないと他部署や外部に出せません。しかし、自分で責任をもって仕事を完遂できるようになりたい。そのためには、デザイナーとしての審美眼とそれを説明する力が必要だと思っています。
終わりがない目標ですが、OKRという仕組みを使って自己研鑽に励んでいます。(デザイナーとOKRについては今度書こうと思います)
以上、デザイナーになったその後のお話でした。
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東証マザーズに上場したばかりの勢いあふれる弊社は、現在採用強化中です。
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