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Earth Photographerと名乗った理由①

よくカメラマンの方ですか〜?って聞かれると、一瞬、
いえ、フォトグラファーです。
って答えたくなります。
けど、その常識は一般的に浸透していないので、笑顔でカメラマンです♪と答えます。

私は今両方やっている感覚ですね。

アースフォトグラファーにと名乗った理由・・・

29才の時に、写真家さんの講演会に行きました。

写真家さんの講演会というもの自体初めてで、

どんな話が聞けるのか、そもそもトークはあるのか、
どんな写真が見れるのか、ジャンルはなんなのか、
何も情報もないままでしたが。

ただ、その主催してくれた方がずっとお世話になっていた方だったので二言目には「行きます」と言っていました。

この方が凄いと思って講演会に呼んだのであれば何か意味があるのだろうという今までの信頼の元、その講演会に足を運びました。

大きなプロジェクターに映し出された写真は今まで見たことのない美しい野生動物の写真でした。(下記写真は私が撮影したもの)

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実際北海道にはこんなに美しい野生動物が過ごしていると・・・


その事実は知りもしませんでした。

つる?は昔話に出てくるという認識で、現在北海道に行けば野生の姿で見れること、正直今の自分の都会にいる生活からは考えも及びませんでした。

そんな私が今はタンチョウ(鶴)の写真を撮ることになるとはその時は想像もしていませんでしたね。

北海道釧路湿原の美しい大自然、風景、野生動物、マクロの世界、
そしてアラスカにいる野生動物にオーロラの写真。

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私はなぜか、

なんでかわからないけれど、


オーロラの写真を目にした時、


涙が自然と溢れました。


今思うと、あの時の感覚はとても不思議で、

心が動いた・・・というか

魂が叫んだ・・・という感覚。


なんだか込み上げてきて、

なんとも表現しがたい感覚に時奪われました。

その1枚の写真が私の人生をガラっと方向転換させてくれたと言っても過言ではありません。

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誰にでも訪れるのでしょうか?

みんながみんな写真で感動しても、ここまでクレイジーになるほど、

のめり込むことはあるのでしょうか。

今、写真家さんをしている方たちは少なくとも何かにインスパイアされて今がある・・・のかな。

いろんな写真家さんとお話しして見たいですね。

ポッドキャストでそんなシリーズもできたらいいな。


1枚の青いオーロラの写真に心奪われ、私はこう思ったんです。


オーロラが見たい・・・ではなくて、

オーロラの写真が撮りたい、と。

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ここも今考えれば不思議なんですけど、

なぜか、見に行きたいではなくて、撮りたい。と強く思ったんですよね。

カメラはもともと好きで、写ルンです世代からコンデジ、デジカメ、色々使ってはいました。

カメラの種類の違いについても今度お話ししますね。

けど、本当趣味程度。


旅が好きなので、その時の相棒というかんじですかね。


その講演の時に色々フラッシュバックして思い出したんです。


私、フィルムカメラ買ってた!!

高校生の時の初めてのアルバイトお給料で!!

確か金額は・・・5万円くらい?

その時、なんでかワクワクしながら、確か上野?までカメラを買いに言ったのを覚えています。


フィルムカメラはやっていたと言えるほど、はまらず、
当時はアルバイトに明け暮れていましたね。

部活は茶道をしていたので、学校、茶道部、アルバイト、カラオケという感じでしょうか。いわゆる普通の高校生をしていました。


あ、友達には内緒で天文同好会にも入ってました。
(なんで内緒にしていたのかはわかならいですけど、なんだか星が好きっていうのがバレるのが恥ずかしかったんでしょうね。笑)

でも人数が足らなくて部活にはなれず、廃部になってしまいましたけど。


そうそう。

星が好きなんです。

それで星の写真を撮るにはフィルムカメラでレリーズ機能付きじゃないとダメっていうのと、三脚がないと撮れないということを知って、買いに行ったんです。

なんだか色々思い出してきました。


私の住んでいる場所は星は見えても1個か多くて10個くらい。
見える星座はオリオン座だけ。


だから星に対する憧れと、

いつも見えないものが本当はあるということ。

旅行をした時に、星が見えた時の感動が忘れられなくて、

星を見たいと、強く思っているんです。

星が毎日見えるところに住みたい。これは夢・・・目標ですね。


星を撮るために一眼レフを買い、

忙しさにかまけて、本気にならず、

日々を過ごしていて、

その29歳の時にふとその感覚に戻されました。


オーロラの写真には無数の星が輝いていたのです。


その時私は20代も終わりかけ、当時付き合っていた人と結婚する予定でしたから、これから何かに本気になるというよりかは彼とどう家族を作っていくかを考えていた、いわゆるアラサー。
一言で言えば、夢見る夢子ちゃん。

外資系OLのあと、お料理教室の先生をしていた時期ですね。

私はその講演会の終わりに、どんなカメラを買ったらこのようなオーロラの写真が撮れますか?と聞きに行きました。


オーロラの写真が撮りたい。

その一心で、まさか自分がプロ並みのカメラ機材を揃えることになろうとは予想もしていませんでした。

どんな機材を揃えたかは別のブログで書きたいと思います。

アースフォトグラファーと名乗っている理由も・・・持ち越しですね。


Thank you for reading!

Have a great day!


Earth Photographer
Nami.


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