見出し画像

(前編)『鬼速PDCA』

本を読んで行動に移すこと

・1ヶ月〜3ヶ月で達成できそうな目標を設定→その目標を因数分解→具体的な行動にする→その行動を実行する事で目標達成に近づく🔥

1.PDCAの本質

画像1

『前進する為のフレームワークとしてのPDCA』

まずはPDCAを正しく理解することが必須。本物のPDCAには完了という概念は存在せず、計画、実行、検証、調整というサイクルを回す過程で改善が次々と加えられて成長していく。

成長とは、その回す速度、綿密な計画や改善を何度も重ねたことによる精度の向上を意味する。なお、一般的に「改善」と呼ばれる4つ目のフェーズを本書では、より実態に近い「調整」と表現する。

PDCAは一つだけ回るものではない。縦にも横にも枝葉を広げるもの。

一例として、営業職での年収UPという大きな目標を掲げたとしよう。

年収UPに向けた大きなPDCAの下には必要売上や契約数という、より小さなPDCAがあり、またその下にはアポイント獲得数の増加という、さらに小さなPDCAがある。また、アポイント獲得数の増加のためには顧客リストの獲得や交渉力の強化が必要といった具合に、枝葉は無限に広がる可能性がある。このように、小さなものから大きなものまで、PDCAサイクルを、いかに効率良く、速く回せるかが目標達成の成否を分ける。

2.PDCAと自信の関係=モチベーションの捨て方

画像2

PDCAサイクルを回すのをためらう人は少なくない。その主な原因は、PDCAを継続できるかが不安だからが多い。しかし、PDCAを回す能力を高めることにより、明確な根拠を伴う自信を培うことができる。

一つのPDCAの背後には数多くのPDCAが存在し、その全てが目標達成への方法論であり、行動指標。それらに従って行動を続けている限り、その対象が何であろうといつか必ずゴールにたどり着ける。そして、ゴールに近づいているということを必要に応じて確認し、実感しながら前進できる。さらには、掲げた目標が達成可能だということをあらかじめ知り、そのための進むべき道筋を明確にできる。これがどれほど大きな自信を与えてくれるかは想像にたやすい。

3.『鬼速』でPDCAを回すために必要なこと

画像3

「鬼速」とは文字通り高速でPDCAを回すこと。これを実現するには、PDCAの各ステージにおいて自分が何をすべきかを正確に理解している必要がある。

実行を意味するDのステージの場合。

例えば、「持久力をつける」という行動計画を立てたとする。

これでは、実際に行動を開始できる確率はかなり低くなる。計画の中身があまりにも抽象的で具体性に欠けるから。

Dのステージにおけるポイントは行動のタスク化である。今回の例でいうと、「毎日、朝6時に起きて5キロ走る」などと、行動をより具体化できる。こうして初めて実行に移せるレベルの行動計画が仕上がっていく。

このように、PDCA各ステージの本質を理解して仕事やプライベートに取り込むことにより、「鬼速」での成長につなげることができる。

この本個人的にめっちゃ実用的だと思ってるから、前編・中編・後編に分けてシェアします


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?