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震える手。感情と体の距離

一昨日、芝居のオーディションに応募した。
応募書類は、基本エクセルで入力できるのだが、
入力知識の乏しい私は、応募動機の部分だけうまく入力できず、そこだけ、印刷後に手書きで書いた。

なんせ、最後に舞台に立ってから、20年。
20年、芝居に向けて何の訓練もしていない。
そんな自分が挑戦するのだ。

私は、自分で言うのもなんだが、字が綺麗だ。
習字を習ったわけでもないのにバランスの取れた読みやすくて美しい字は、自慢だ。
だが、手が震えて書けない。
字がガタガタ。
バランス以前の問題。
線が、ミミズが這ったり、ガコンと屈折する、思った方向に行かない。
それでもなんとか書き切ったけど…読めるけど…
なんだか納得行かない。

仕方ない。
もう一度だけ、書いてみよう。
私は、もう一度、用紙を印刷した。

もう一度書こうとした時、
起業のことと重なった。
さっきは、ぼわ〜んとした頭で、ただ、書いていた。でも、対象者を思い浮かべて書いてみようと。
私は、今回の芝居の作・演出を手掛ける人をスマホの画面に出し、この人に手紙を書くつもりで書こうと決めた。
プラス、これも、起業を目指す対話の中でアドバイスされたことだが、今までと180°違う行動を選択をする、今までと180°違う自分になってみるというのを思い出し、
身の程知らずでダメ元で応募する私ではなく、
もう、これは私がやるんだ、私がやらずに誰がやる、くらいの気持ちで書いてみようと思った。

すると、
一枚目とは、大分違うペン運びになった。
でも、でもね、、 、
やっぱり緊張するの。
一枚目とは全然違うけど、時々緊張が走って崩れる、何度も気を取り直してなんとか書き上げた。
大分、読みやすくなった。
これが、今私ができる精一杯だと思った。
もう一度書き直そうとは、思わなかった。

二枚目に四苦八苦しながら、
私って正直なんだな…と思った。
どうしても緊張が隠せない。自分を騙し切れない。正直な感情と体の距離が近いんだな…と思った。これは不器用だ。
でもその不器用さ、感情と体の距離が近いことを、嬉しく思った。そう在りたいんだもの。本心で居たいんだもの。
こうして、苦労はたくさんするんだろうけどね。

笑ってしまったのは、その書類を送るための封筒の宛名書き。全く緊張せずに、いつも通りスラスラと美しい字で書けたのだ。何たる格差!

感情と体の距離、あなたはどうですか?
遠くて、状況に合わせて自分の言動を器用に操れるのは便利かもしれないけど、
それが、自分の素直な感情を置き去りにすることなら、素直な所に立つ自分は寂しいかもしれない。

自分が本当に安心できるのは、
素直な自分そのままが表に現れることじゃないでしょうか?
苦労があっても、事がうまく運ばなくても、
私はそこに幸せを感じます。
私だけじゃなく、人間の真理はそうなんじゃないか? って、思います。

**〜**〜**〜*
素直な気持ち、あなたの本心を外に出す練習に
私を使ってください。
私は、すべてを受け止めるお布団ちゃん、です。
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今回の応募書類です笑

最後までお読みいただきありがとうございました🌷

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