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明日から「興味のなかった」仕事に就きます

沖永良部島に移住して18日目の明日、
いよいよ社会に出てお仕事をいたします。

自分がありのままでいられる仕事、自分のペースで自分が生きる仕事をしたくて起業の道を探っている私ではありますが、
今ここで、基本的生活を営むために、派遣職員として、興味のなかった仕事に就くことになりました。
「興味のなかった」「なかった」→ 一応、過去形です。

派遣と言っても、やりたくない仕事をさせられるわけではなく、こちらの希望と合う所に行きます。まぁ、そんなに種類はないのですが…興味はあっても、今は人材間に合ってるとか、週5日限定とか、物理的状況が合わないこともあり、かなり限定されます。
その中でも、あんまり気が進まないのでお断りした仕事でしたのに、なんだか、担当の方がその事業者さんへ打診をしてくれちゃいました。私の話を聴いてない面も多分にありますが、家から近いから聞いてくれたのかと思います。
確かに、私もその「近さ」はとても魅力的なので、まぁ一応打診の結果を素直に待ちました。で、人材募集中であり、私の希望の週4日でもOKとのことで、一応、どんなお仕事か詳しくお話を聞きに実際の職場にお邪魔しました。

小さ目な病院なのですが、中に入って廊下を歩きながら、私は圧倒され目が❤になっていました。昔ながらの、レトロな、木の、そして清潔感もある、そう…木に艶のある感じわかりますか? 「診察室」とか筆文字で書いてあるような…今だと、Dr.コトー診療所のイメージが近いかな?あれよりはもっと大きいのですが、あの黒光りする木の病院のイメージです。目が❤というよりは、粛々と心の奥底で わぁ✨ という気持が生まれていました。
ここで働けるの???

でも残念ながら、そこは診察部門…
私が実際働くのは、その奥の入院部門… そちらは、レトロでシックな浪漫からは抜けたごく普通な世界でした。
ほんの少しがっかりしたところへ出て来てくれたのが、そこの担当者の女性👩 …私の憧れの、豊満で笑顔が素敵な方。あ、この方いい人だ…と思いました。この病院で、この方ならいいかもしれないと思いました。
仕事内容を聞くと、まぁ、事前に聞いていたのと差異はなく、私が敢えて仕事としてやりたいことではない。でも、明らかに人手を欲しがってることが垣間見える、その方の素の反応を見かけて、私は、とにかく今ここに来ようと思いました。掃除、洗濯、私できます。私にできること、力になれるならやります。と、直観で思いました。お年寄りのオムツ替え?こわいけど、やってみます。私にしかできないこと、私だからできることをやりたくて起業を目指したけど、これは私じゃなくてもできるけど、私もできるからやってみます。と。
正直、派遣先がどこに決まるか、これ以上あーだこーだするのは面倒で、もう早く決めちゃいたいというのもありました。一つ前に見学に行った介護施設も、素敵な所だったし人手を必要としているのがわかりました…どちらかと言うと私の気持ちはそっちになりそうだったけど、場所が遠く、車を準備しなきゃいけない…このタイミングで、申し訳ないけど、こっちに着地してしまいたかった。

私は、人と接したい。

だから、掃除洗濯は違う。
介護自体も本当は少し違うけど、同じような施設なら、掃除洗濯より人と直接関われる介護の方がよかった。だから、最初お断りした。

自分の気持ちが動いた時、頭を過ったのは、役所広司の映画「パーフェクトデイズ」。あれを見た時、一瞬、私もトイレ掃除を仕事にしてみたいと思ったのだ。自分が選ばない仕事、誰でもできそうな仕事だけど、主人公の彼は、彼の哲学を持って彼の掃除を淡々としていた。あの掃除は、彼にしかできない、彼だからできる掃除だと静かに感銘を受けたのだ。私にも、そんな働き方ができるだろうか?と思ったのだった。

だから私は、これを機にそんな働き方に挑戦する。哲学は、きっとやりながら出来て来る。まずは、自分がそこで働くことが、そこの患者さんやスタッフさんの助力となり、励ましとなり、応援になるんだろう…という想像力を以て臨んでみようと思う。

近いというご縁、もう考えるの面倒臭いというご縁、たまたま私の好みをくすぐった佇まい。とりあえず、そこに進んでみるね。
そこに道ができました。

私のまんまで働きたい。
キューッと自分を締め付けないで、私の歓びのまんまで。

😄

うーん、決まった仕事のない日々、幸せだったな〜 不安だ

😅

・・・

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