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【不登校特例校→学びの多様化学校】今後はメタバース学校が増えてくる

3人の子どもを育てながら、小学校の先生として働いているダディです。

今日は「教育×メタバース」をテーマに投稿します。

結論はタイトルの通り、この10年で「メタバース空間に学校を作ることがどんどん増える」となっています。

そう考えた理由がこちらです↓

文科省 新名称「学びの多様化学校」発表 不登校対策として設置の「不登校特例校」

これまで「不登校特例校」と呼ばれていた学校が、「学びの多様化学校」と呼び方が変わるようになります。

この「学びの多様化」という言葉から、【メタバースで学ぶ】こともどんどん認められてくるだろうと考えました。

「不登校特例校」「メタバース空間での学校」と聞き慣れない言葉多く出てきますので1つずつ紹介していきます。


▼学びの多様化学校 (不登校特例校)について

学びの多様化学校では、不登校になった児童の心に寄り添ったが体制が整えられています。

例えば、

・授業時数が標準より少ない
・少人数や個別学習などクラス編成が柔軟
・個人の目標に即した授業「総合的な学習の時間」が多い
・落ち着かなくなったときのクールダウン部屋がある
・不登校に関する知識を多く持った先生がいる

などが挙げられます。

全ての学校が、全ての項目を満たしているわけではありませんが、子どもの心に寄り添う気持ちはどこでも変わりません。

こういった学校が生まれたのには背景があります。

『令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について』
文部科学省 より引用

不登校の子は年々増加しています。

特にこの数年の伸び率は激しいです。

令和3年度の時点で、小学校が77人に1人、中学校は20人に1人もいるのです。

このことに対して、これまでの教育業界だったら、

【子どもをどう変えるか】

に視点が置かれていましたが、

【学校をどう変えるか】

に視点が変わったのです。

▼メタバース学校のメリット

ここで登場するのがメタバース学校です。

メタバース学校は普通の学校と何が違うのでしょうか。

最大の違いは「アバター」です。

アバターとはネットワーク上の自分の分身のような存在です。

アバターなら、性別も年齢も国籍も何もかもが自由に設定できます。

子ども達の心を解放してくれるのです。

みんなの前だと恥ずかしい、ドキドキする、不安だ…

と考えている子がいたとしても、しょせん分身です。

メタバース空間でうまくいかないことがあっても、ダメージを受けにくいんですね。

わたしも不登校の子を何人か受け持ったことがありますが、内面に抱える悩みは本当に人それぞれ。

深刻なダメージを負った子
なんとなく行きたくない子
集団が苦手な子

その子にあったフォローが必要になります。

そんな状態の子が「学校に行く」というのはとっても大きなハードルなんです。

そのハードルを下げてくれるのが、アバターです。

ニセモノの自分を作り出すことで、新しい場所に一歩踏み出す勇気をもらえるのです。

受け持ったクラスの子を全員メタバース空間に連れて行ったことがあります。

みんなアバターに返信すると、「誰?」「それいいね!どうやって作ったの?」と自然と会話が始まります。

メタバース空間では元の人間は関係なく、アバターしか見ていません。

これなら、不登校だけでなく、老若男女、国籍問わず、偏見もなく誰もが1人の人としてみてもらえます。

実際にメタバースで授業をしている学校もあります。

「学びの多様化」という観点から見たら、今後はこういった学校が増えてきそうです。

▼まとめ

今日は「教育×メタバース」をテーマに記事を書きました。

ポイントを整理すると、

  • 不登校児童が増えている

  • 「不登校特例校」が「学びの多様化学校」に名称を変更した

  • メタバース学校の最大のメリットは「アバター」

  • アバターだと年齢、性別、国籍、これまでの経歴、何もかもが無くなる

  • アバターによって、心のハードルが下がる

これだけ不登校が増えている時代です。

学校の体制はもっとスピード感を増して変わっていくことでしょう。

メタバース学校が一般的になるのは、時間の問題です。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪

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