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優しさは一歩間違えると暴力に変わる

3人の子どもを育てながら、小学校の先生として働いているダディーです。

今日は「優しさ」について考えてみます。

結論は「多少困らせることも優しさだよね」というものです。

子育てにも、ビジネスにも活かせる内容となっています。

抽象的な話が続きますが、ぜひ、お付き合いください。


▼音声配信サービス「Voicy」で話題になった「優しさ」

Voicyの中で「優しさ」が話題になっています。

お笑いコンビキングコングの西野亮廣さんがキッカケとなって生まれたこのテーマ、ザックリ説明します。

1:西野さんの考える「優しさ」

西野さんは、
「NFT関連の人は、難しい言葉を使いすぎている」
「あれじゃ、新しいお客さんを獲得できない」

ということを言っています。

西野さんの活動方針が、

【1人も置いてけぼりにしない】

というところにあるので、こういった発言が出たのだと思います。

確かに、NFTで使われる用語を知っていないと、NFTを買うこともできません。

難しい世界です。

2:鳥井さんの考える「優しさ」

それに対して、数人の配信者が反応しました。

中でも、鳥井さんの配信が刺さりました。

「難しいものをカンタンに説明すると、新規参入した後に困るのでは」
「カンタンに説明されることに慣れると、世界の複雑さを理解できなくなるのでは」
「だから、NFTに関わるときのハードルをあえて上げておくことも必要なのでは」

難しいことがあれば自分で調べさせるのも「優しさ」だと教えてくれました。

確かに、わたしも自分でNFTのことを調べて、何とか買えました。

今では、困ることなくスムーズに買えています。


▼「優しさ」を勘違いしちゃいけない

本当の「優しさ」って何なのでしょうね。

わたしは学校の先生をしているので、子育ての観点で考えてみました。

・「優しさ」という名の暴力

「これはあなたのためよ」

教育界の決まり文句です。

あなたのために、あえて厳しくしているんだからね。

という意味が込められていますが、
なかには、その子の力に合っていない無理難題を教えているケースもあります。

分かりやすい例が発達障害

その子の特性上、どうしても苦手なことがあるのに、
強制的にみんなと同じことをさせようとする。

これはただの暴力です。

・「優しさ」という名の成長阻害

優しくしようと思うあまり、何でもかんでも手取り足取り教える先生もいます。

それだと、鳥井さんが言っていたように自分で物事を考えられなくなります。

最近では、何かできないことがあると、

「先生のせいだ」
「先生が手伝ってくれないからだ」

と言ってくる子もいます。

自分で物事を解決する力が欠けてしまっています。

「優しさ」が過ぎる結果、成長を阻害してしまったパターンです。


▼その子に合わせた「困り感」は必要

わたしの中の結論は、【多少の困り感は必要】

ただし、その子の特性に合わせた困り感が必要です。

ひらがなを書けないのに、漢字で自分の名前を書かせることはおかしい。

たし算ができないのに、かけ算を教えるのもおかしい。

こういう単純な前提知識の有無を確認する必要があります。

今教えたいこと、伝えたいことのステージに、
目の前にいる子がどこまでたどり着いているかを見極めれば、
本当の意味での優しさが発揮できるのではないでしょうか。

無理難題を押し付けず、何でもかんでも助けず、
多少の「困った」を届ける。

それを自分で解決する、あるいは助けを借りながら解決する
これができたときに、人は成長するんです。

これがわたしの考える「優しさ」です。

あなたはどう思いますか?

コメントいただけると嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪

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