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化学の歴史を簡単にまとめてみた(^^♪(工事中)

こんにちは。namihiroです。
これまで何の脈略もなく記事を書いてきました・・・(*´ω`*)
書きながら、どこかに”まとめ”や”目次”のような役割の記事があったほうがいいなと思いました。
で、色々と悩んだ結果、化学年表みたいなのを作って、そこにリンク貼ってみようかなと思っています。
まだ未完成ですが、完成を待ってたらいつまでたっても公開できなさそうなので、とりあえず公開して日々修正していこうと思います。

化学年表

紀元前200万年頃 旧石器時代の始まり

火(燃焼反応)の発見

紀元前1万年頃 石器時代の始まり

紀元前5500年頃 冶金技術の発見(メソポタミア地方)
※ここからしばらく化学はメソポタミア地方で発展していきます(^^)/

紀元前5500年頃 銅の冶金技術の発明(メソポタミア地方)
~銅器時代の始まり~

紀元前3600年頃 青銅の冶金技術の発明(シュメール人、メソポタミア地方)
~青銅器時代の始まり~

紀元前2000年頃 アテネ、スパルタなどの都市国家の建国ラッシュ(古代ギリシャ)

紀元前1100年頃 製鉄技術の発明(ヒッタイト民族、メソポタミア地方)
~鉄器時代の始まりと大国ヒッタイト王国の建国~

紀元前499年 ペルシャ戦争(古代ギリシャVSメソポタミア)

紀元前400年頃 原子論の想定(デモクリトス、古代ギリシア)

紀元前350年頃 四大元素の想定(アリストテレス、古代ギリシャ)

紀元前333年 マケドニア王国が古代ギリシャ・メソポタミア地方を制圧→後にヘレニズム文化の誕生→古代ギリシャの物質哲学とメソポタミアの冶金技術が合わさり錬金術が誕生

紀元前264年 弱体化したマケドニアに代わってローマ帝国がヨーロッパを統治

388年 ローマ帝国でキリスト教が国教化

395年 ローマ帝国分裂(西ローマ帝国→フランク王国(カトリック)、東ローマ帝国→ビザンツ帝国(ギリシャ正教))
カトリック教徒による科学的な考えを持つものへの迫害により、ヨーロッパ(フランク王国側)の科学は停滞
→錬金術はビザンツ帝国側(主に古代エジプト周辺)で研究される

600年頃 中東でイスラム教が誕生
イスラム諸国はヘレニズム文化圏を経由して錬金術を習得
~錬金術はイスラム文化圏で発展していく~

700年代 酸・アルカリの発見(ジャービル、アラビア)

843年 フランク王国分裂(フランス、ドイツ、イタリア)をきっかけに皇帝よりもキリスト教皇が権力を持つ時代へ
~科学への弾圧により、化学の研究も停滞~

1072年 力をつけたイスラム王朝がビザンツ王国を攻撃し、聖地エルサレムを奪取

1095年 エルサレム奪還のため旧フランク王国諸国による十字軍遠征が開始
十字軍遠征が失敗したことにより、財政難に陥ったキリスト教が弱体化→権力が教皇から皇帝へ戻ってくる
十字軍遠征により徐々にイスラム文化とともにイスラム諸国で発展した錬金術などの科学技術が西ヨーロッパに逆輸入

1400年代 ルネサンスの始まり

1600年代 ボイルの法則の発見と近代化学の始まり(ボイル、イギリス)

1774年 質量保存の法則を発見(ラヴォアジエ、フランス)
~錬金術から産業としての近代化学へ~

1776年 アメリカ独立宣言

1791年 炭酸ナトリウムの工業的製法を開発(ルブラン、フランス)

1800年代 原子説の提唱、ドルトンの法則の発見(ドルトン、イギリス)

1800年代 産業革命

1828年 尿素の合成成功(ヴェーラー、ドイツ)
~世界初の有機物の合成により有機化学へ~

1856年 石炭から世界初の合成染料”モーブ”を合成(バーキン、イギリス)
~石炭化学の工業化~

1860年 天然ゴムの主成分”イソプレン”を単離(ウィリアムス、イギリス)

1861年~1865年 アメリカ南北戦争

1866年 アンモニアソーダ法を工業化(ソルベー、ベルギー)

1866年 ダイナマイトを発明(ノーベル、スウェーデン)

1868年 ”セルロイド”を発明(ハイアット、アメリカ)
~世界初のプラスチックの発明~

1870年 東京大学で化学教育を開始

1877年 ベンゼン誘導体合成法を発見(フリーデル、フランス:クラフツ、アメリカ)

1878年 藍の人工合成に成功(バイヤー、ドイツ)

1884年 絹糸の人工合成の特許取得(シャルドンネ、フランス)

1895年 エステル合成法を発見(フィッシャー、ドイツ)

1897年 医薬品原料”アスピリン”の発見(バイエル社、ドイツ)

1898年 ポロニウム、ラジウムの発見(キュリー、フランス)
~1911年にノーベル化学賞を受賞~

1908年 空気中の窒素からアンモニア製造に成功(ハーバー、ドイツ:ボッシュ、ドイツ)

1909年 フェノール樹脂”ベークライト”を合成(ベークランド、アメリカ)
~世界初の合成樹脂の開発~

1909年 メチルイソプレンの付加重合でメチルゴムの特許取得(バイエル社、ドイツ)
~世界初の合成ゴムの工業生産~

1917年 ジイソプロピルナフタレンスルホン酸カリウムを発見(BASF社、ドイツ)
~世界初の合成洗剤の発見~

1920年 プロピレンからイソプロピルアルコールを生産(スタンダート石油社、アメリカ)
~世界初の石油化学製品の製造~

1927年 ポリ塩化ビニルの製造と加工商品化(グッドリッチ社、アメリカ)
~世界初の汎用プラスチックの製造~

1933年 スチレン・ブタジエン・ゴムの”ブナS”を開発(IG社、ドイツ)
~世界初のタイヤ用汎用合成ゴムの発明~

1935年 ポリアミド系合成繊維”ナイロン66”の合成に成功(デュポン社 カザロース、アメリカ)
~世界初の汎用合成繊維の発明~

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