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【翻訳】未来技術フォーラムの本会議終了後、プーチン大統領はメディア関係者の質問に答えた。2023年7月13日

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ロシア大統領 出来事
メディア関係者の質問に答える

未来技術フォーラムの本会議終了後、プーチン大統領はメディア関係者の質問に答えた。
2023年7月13日 18:55 モスクワ

メディア関係者の質問に答える

質問:NATO首脳会議が終了しました。もちろん、ウクライナにNATO加盟を約束しているのか、それとも、彼らが言うように、私たちの鼻先に迫っているだけなのか、理解するのは難しい。しかし、それでも、何らかの楽な道が約束されているはずだ。
さらに、G7はウクライナの安全保障に関する宣言を採択した。ウクライナは「必要な限り」支援されると明記されている。パリは長距離ミサイルを供給し始めている。
これらすべてをどう評価し、ロシアとウクライナの安全保障にとってどの程度深刻な脅威なのでしょうか?

ウラジーミル・プーチン:ウクライナのNATO加盟については、私たちは繰り返し話してきた。そして実際、特別軍事作戦の理由のひとつは、ウクライナのNATO加盟という脅威だ。

これはウクライナ自身の安全保障を向上させるものではなく、一般的に世界をより脆弱にし、国際舞台でのさらなる緊張につながるものだと確信している。

従って、私はこれには何のメリットもないと考えている。私たちの立場はよく知られており、以前から明確になっている。

武器、さまざまな兵器の供給については、長距離ミサイルの供給にどれほどの期待が寄せられていたかを見てきた。どうだ?確かにミサイルは損害を与えるが、戦闘地域でミサイルを使っても重大なことは起こらない。外国製の戦車や歩兵戦闘車も同様だ。

昨日の夕方の時点で、6月4日以降だけで311両の戦車が破壊されたが、そのうちのかなりの部分、少なくとも3分の1はレオパルドを含む西洋製だと思う。

ウクライナの軍人は、これらの戦車に乗ることさえ拒否することが多い。なぜか?なぜなら、戦車はウクライナ軍にとって優先的な標的であり、戦場では何よりもまず破壊されるからだ。しかも、他のT-72と同じように燃える--よく知られている他のソ連製T-72よりもさらによく燃える。

したがって、戦場で起こりうる[状況の]変化という観点から見れば、新兵器の新たな搬入は状況を悪化させる以外の何ものでもなく、ウクライナ側にとっては状況を悪化させ、紛争をさらに煽ることになる。

もし誰かがこのことに興味を持っているのであれば、そしてどうやらそのような利害関係者がいるのであれば、新兵器を供給することで紛争をさらに激化させることこそ、この任務を実現する最善の方法なのである。

さて、安全保障についてだ。どの国にも自国の安全を確保する権利があり、もちろん、この目標を達成するために、自国にとって最も正しいと思われる方法を選択する権利もある。

ただひとつだけ制約がある。それは、自国の安全保障を達成するためには、他国の安全保障を危険にさらしてはならないという事実である。

したがって、さまざまな国際文書で繰り返し宣言されているこの原則は、依然として考慮されるという理解から、われわれは進んでいる。もちろん、ウクライナには自国の安全を確保する権利がある。

ところで、すでに何度か思い出したが、イスタンブールで作成され、その後ウクライナ政権によってゴミ箱に捨てられたロシアとウクライナの間の協定草案、この草案には、ウクライナの安全保障の確保に関する問題が詳細に記されていた。

しかし、全体として、この文書は受け入れられるものだったと思う。

したがって、NATOとG7の双方で宣言されたことは、我々にとって何ら珍しいことではないし、この種の問題を議論することに反対しているわけでもない。しかし、もう一度言いますが、ロシア連邦の安全保障を確保するという義務的な条件についてです。

質問:ウラジーミル・ウラジーミロビッチさん、よろしいですか?穀物取引が脅かされており、わが国の輸出に関するロシア連邦の条件の一部が満たされておらず、エルドアン氏が個人的な会談でこの件についてあなたに伝えることがあり、あなたは国連から書簡を受け取ったと言われています。
この件について、何か明らかにすることはできますか?

ウラジーミル・プーチン:もちろん、ここに秘密はありません。
この協定は当初、国連と事務総長(アントニオ・グテーレス)によって、世界で最も貧しい国々を支援すること、つまり飢餓を防ぐことを第一に目的とした協定であると正当化されていた。

改めて強調したいのは、食糧、食料品、世界全体の農業で生産されるもの、肥料の価格上昇は、特別な軍事作戦とは無関係だということだ。それは、エネルギー部門を含む金融と投資の分野における西側先進国の過ちと関係している。

何年も何年も、エネルギー開発の基本原則を軽視し、代替エネルギーに流され、石油・ガス部門への投資に十分な注意を払わず、原子力エネルギーを放棄した国もあった。

その結果、エネルギー分野では期待とは逆の結果となり、価格が上昇した。
投資が間に合わず、赤字が出始めたのだ。
今はそのような赤字はないが、一般的には、産業への投資がないために赤字になる恐れが生じ、価格が上昇している。金融の分野では......これについてはすでに何度もお話ししました。

これらはよく知られていることだが、欧米諸国の経済政策における明らかな失策であるため、彼らは語りたがらないだけなのだ。

つまり、コロナウィルスのパンデミックとの闘いにおいて、彼らは市民と経済の特定のセクターの両方を支援し始めた。
我々もそうしたが、妥当な額だった。
しかし、彼らは巨額の資金を印刷し、世界市場から食料を自国に押し込み、最貧国を非常に困難な状況に追い込んだ。

特別軍事作戦の開始に関連して、彼らは病気の頭から健康な頭まで、彼らが言うところのすべてをロシアのせいにすることにした。

我々は何もしていない。そう、もちろん、競争闘争の道具としての制裁の使用は、こうした制裁政策の道具を使って、世界の食料・エネルギー市場の状況を悪化させた。

状況を悪化させたのは我々ではなく、彼らの行動によってこのような結果を招いたのだ。

そして、いわゆる穀物取引は、最貧国を支援するという願望によって正当化された。

ウクライナ領内から輸出された食糧(主に穀物)のうち、世界の最貧国に渡ったのはわずか3.5%だった。
残りは裕福で豊かなヨーロッパに流れた。
しかし、多くのヨーロッパ諸国はウクライナの穀物を拒否し始めた。彼らはウクライナの穀物を差別し始めた。

ウクライナの穀物輸出の安全性を確保することに合意した条件については、国連との協定にロシアの利益も考慮しなければならないという条項がありました。

ロジスティクス、保険、私たちの製品の代金支払いに関するお金の動き、その他多くの点です。何も--私はこれを強調したい--まったく何も行われなかった。

すべてがワンゲートゲームだ。ロシア連邦の利益に関することは、ひとつも実現されていない。

にもかかわらず、我々はこのいわゆる取り決めを何度も喜んで延長してきた。何度もだ。もう十分だ。

我々は、あなた方がもう一度延長に同意し、あなた方と交わした約束を果たすと言われている。
あと数日ある。どうするか考えよう。

しかし、もし彼らが我々との約束を果たすと言えば、そこには国連も含まれる。

そして、この問題に取り組んでいる事務総長と国連職員が、ロシアを含め、関連する条件を満たすべく誠実に努力していることは知っている。

なぜなら、西側諸国は自分たちがした約束を果たそうとしないからだ。

選択肢のひとつとして、まず延長し、それから約束を果たすのではなく、まず約束を果たし、それから私たちが参加する。

どういう意味か?私たちはこの協定への参加を一時停止することができる。

そして、私たちとの約束はすべて履行されると皆がもう一度言うなら、その約束を履行させればいい。もう一度だ

質問: これに関連して、ロッセルコホズバンクがSWIFTに接続する可能性があるということですね?それが条件の一つです。

ヴラジーミル・プーチン:これは単なる話です。条件の一つではありますが。貨物もあります。SWIFTは送金です。物流、外国船の寄港などもあります。

質問:国連の書簡には何か新しい内容が含まれていますか?

プーチン:いや、私はこの新しい書簡を見ていない。もう一度言うが、彼らは西側諸国が約束したことを履行するよう誠実に努力しているが、今のところ成功していない。

彼らは私たちに、もう一度言う。私たちとの約束が履行された時点で、それを延長するのです。

質問:協定は7月18日に終了します。私たちは、彼らがそれを履行し始めるのをいつまで待つ用意があるのでしょうか?

ウラジーミル・プーチン:我々との約束が履行される限りだ。

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掲載セクション: ニュース, 講演記録
掲載日2023年7月13日 18:55
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