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得意なことをしたらいい

働き始めて9年目。
やっとここ数年で思えるようになったことです。

私はピアノがあまり得意ではありません。
大学生の時に初めて10年、大学の先生や恩師に教えてもらい、レッスンも受けていましたが…

幼稚園教諭として働き始めると、ひと月に10曲(多い時は20曲以上!)弾く生活が続きました。
初めは1曲完成するのにも半年、働き始めにも3ヶ月かかっていた私には、とても大きな負担でした😊💦

大学生の時には1日6時間。働き始めても仕事終わりから22時まで園に残ってピアノを弾く生活……
周りの先生たちはベテラン揃いだったので、弾けども弾けども追いつかず。
日頃の業務に加えて、ずっと背伸びしているような感覚でした。

5年勤めて、負担が大きくなり、体調を崩したときには漫画のような話ですが、ピアノを弾いても音が聞こえなくなってしまいました。
いよいよ「これはいけない!笑」と休職を決めました。(その後は退職しました)

今は休んで4年目、保育士としてリスタートしています。なんと、離れていたピアノがやっと楽しく弾けるようになってきました。

今の園は音楽よりも造形(アート)に力を入れている所なので、歌う曲も先生それぞれに任せてもらっています。(文明の力に頼ることも…😊)

追われるようにピアノを弾いていた生活が変わり、自分が得意なことが見つかったり、その分頼りにしてもらうことが増えたり…(私の場合はもの作りでした😊)
快く働くことが出来ています。

「保育はピアノだけじゃないから」
とはずっと言ってもらっていたことですが、自分自身が一番自分を許すことが出来なくて。
そうするととてもしんどくて。

がむしゃらにやっていた時を経て、やっと「得意なことを得意な人がしたらいい!」と思えるようになりました。

そう思えるまでには働く環境の余裕も必要ではありますが…
まずはここまで続ける…!と思っていた保育者10年目に向けて。
また新しい学びを楽しみに、1日1日積み重ねていきたいです。



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