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アメリカの田舎で暮らすということ

こんにちは。なみです。

私は現在アメリカで留学しているのですが、そこはものすごく田舎です。
周りに広がるのは畑、畑、畑。それと多少のお店くらいです。

留学初日、飛行機から見えた何もない景色に絶望したのを覚えています。
着いた瞬間、秒で帰りたくなりました。

飛行機の窓から見えた景色

それでもなんだかんだ生活していれば慣れてきたし、いいところもいくつか発見しましたので、今回はそんなど田舎のキャンパスライフのメリットとデメリット、そこで起こった自身の心境の変化について書いていこうと思います。


どのくらいの田舎なのか

まず、公共のバスや電車は走っていません。この辺の人は複数の車を所持しています。そうでなければどこにも行けなせん。完全なる車社会です。
ちょっと栄えてるところは近場で車で高速使ってそれぞれ30分と1時間くらいかかります。そこまで行けばアジア系のレストランもぽつぽつあります。

キャンパスの周りは個人経営のお店とファストフード店が複数あります。
内陸なので、魚はかろうじで白身魚のフライや焼き鮭(といってもやっぱり何か違う)がキャンパスの食堂で食べれるくらいです。刺身が食べたい場合はやっぱり車が必要です。ただし、バカ高いです。1貫につき400~500円くらいします。味は普通でした。

最寄りの空港はキャンパスから高速使って30分かからないくらいのところにあり、すごく小さいです。飛行機が1日2便しか飛びません。行き先の空港もひとつだけです。どこに行くにもそこで乗り継ぎが必須です。

さて、ここからはそんなど田舎生活のメリットとデメリットについて書いていきますね。

メリット

治安がいい、人が優しい

日本に比べて全体的にアメリカは治安が悪いイメージがありますが、私の留学先はとにかく平和です。あまりお勧めはできませんが、夜中に1人で歩いても大丈夫です。
街の人も優しいです。散歩してると知らない人が笑顔で手を振ってくれたりします。向かい側から自転車に乗ったお爺さんが挨拶しながら通り過ぎて行った時は驚きました。
突然ゴミもあまり落ちていないし、全体的に静かで落ち着いています。
都会の旅行から帰ってきた後は治安の良さを改めて実感することが多いです。

出費を節約できた

周りに娯楽が少なく生活はほとんどキャンパスで完結するため、出費を抑えることができます。というか、キャンパス内に寮も食堂も図書館もジムもカフェもあるので割と快適なんですよね。
私の場合、普段外食もほとんどしないし、身なりも気にしなくなったので衣服や美容品の出費も減りました。映画などのサブスク代と、ちょっとした食材、後はネットでたまに欲しい物があったら注文するくらいです。

旅行で行かないような場所で生活するという貴重な経験ができた

もし、アメリカのどこかに旅行するなら、都会を選びます。田舎にわざわざ旅行する人はなかなかいないでしょう。
私も絶対行きません。都会で観光地を巡ったり、さまざまなレストランやカフェに行きたいです。そう考えるとアメリカの田舎に行く機会ってほとんどないんですよね。
なので、アメリカの田舎で生活するというのは実は貴重な経験なのではないかと思っています。

デメリット

周りに何もない

本当にこれに尽きます。
私が留学しているところの周りは畑なので娯楽が少ないです。都会のように、至る所にカフェやパン屋、、はないです。もし、買い物や食事を楽しみたい場合は車が必要です。それか車の持っている友人に乗せてもらうなど。
なので、都会ほど刺激的な留学生活を送るのは難しいのが現実です。よくネットなどで見かけるような華やかな生活はできないと思った方が良いでしょう。
私は冬休みはアメリカの都市に旅行に行き、そこで都会の雰囲気を楽しんでいます。普段は映えない生活をしています。自分で楽しみを見つける必要があります。

また、日本では当たり前のように手に入るものがなかなか見つからないことがよくあります。都会なら値段が高いけれど、わりと売っていますが、ど田舎だとそもそもアジア系のスーパーが近くにないです。せいぜいウォルマートというスーパーの一角にあるアジア食品のコーナーくらいです。と言ってもお米や醤油、お酢などのちょっとした調味料やインスタントラーメンやうどんくらいですが、、。

日本から持ってきて重宝しているものもたくさんあります。(この辺の内容は後日別の記事で書きます)

あくまでアメリカの中では治安がいいだけ

先ほど治安がいいとは言いましたが、それでも葉っぱなどをやっている人はちらほらいます。これは都会に限らないですね。特に週末はパーティーなども行われるので、住んでる人にもよりますが寮の廊下とか結構匂いますね。
強要されたりすることはないですが日本人からしたらなかなか信じられない光景だと思います。

勉強に集中できるわけじゃない

中には、娯楽がないなら勉強に集中できていいじゃないかという人もいますが私の場合はそんなことなかったです。出かけない代わりに部屋でダラダラしたりすることも多いので、結局これはその人のやる気次第です。都会でもカフェや図書館で集中して勉強している人はたくさんいますので、立地はそんなに関係ないと思っています。

まとめ

上記が私の思うど田舎キャンパスライフのメリットデメリットでした。

留学に来たばかりの頃は本気で都会に住みたいと考えていましたが、日に日にこの生活に慣れました。私自身どちらかというとインドア派で、マイペースな性格なので、田舎のゆったりした雰囲気がとても合っていたのもこの生活を受け入れられた理由の1つだと思います。同じような方は割と快適な生活を送れるかもしれません。
また、面白い経験ができているし、話のネタにもなるので私はここを選んでよかったと思っています。まぁいまだにニューヨークやカリフォルニアなどの都会に憧れはありますし、留学後はアメリカのど田舎に住みたいとは思っていませんが。

以上です。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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