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「うちに来ないか?」漫画やドラマで聞いたベタなセリフを体験【人脈は大切ですね】

「公務員を辞めてフリーランスになるのは不安・・」
「フリーランスで失敗したらどうしよう・・」


このように悩んでいる公務員は多いでしょう。

現在、病気休暇中で将来フリーランスになりたい公務員のぼくも同じ気持ちです。


結論なんですが、人脈を大切にしてきた人なら人生どうとでもなります。

なぜなら、人付き合いをあまりしてこなかったぼくですら、「うちに来ないか?」というベタなお誘いをうけたからです。


今回は、「ぼくがお誘いをうけたエピソード」と「人脈の大切さ」について書きます。


昔お世話になった先輩からの連絡

最近のことです。

ほとんど鳴らない携帯電話がめずらしく鳴り、液晶画面には葉山先輩(仮名)の名前が表示されていました。

葉山先輩は公務員をしていた方で、ぼくと同じ自治体で働いていました。
(先輩は数年前に訳あって辞めてしまいました)


当時は、一緒に食事に行ったり旅行に行ったり、とてもお世話になった先輩です。

破天荒な人でしたが、人情に厚く、後輩の面倒見がいい人でした。

とはいっても、先輩が公務員を辞めてからは特に交流はありませんでした。


さて着信があった話に戻りますが、ぶっちゃけると無視しました。

「どうせ、ぼくのうつ病の件だろうな」

うつ病になったという気恥ずかしさ、数年ぶりに話すことの気まずさ、それが無視した理由です。
(単純にめんどくさいと思いました)


しかし、1時間後にまた着信がありました。


迷いました。

「ここで電話を受けなければ、葉山先輩も流石にもうかけてこないだろう」
「そうなると一生話すこともないかもなー」

申し訳ない感情、寂しいような感情が入り混じった結果、ぼくは電話を受けました。


「ワッハッハ、おい!、ひさしぶりやなー!元気にしてるんかー!?」


いきなり大声での高笑いから会話スタート。

「先輩らしいな」

久々に先輩の声を聞きましたが、あいかわらず元気そうです。


電話をしてきた理由ですが、やはり「ぼくのうつ病が心配だったから」とのこと。
(ぼくのうつ病を知っているということは、今でも誰かと連絡をとりあっているみたいですね)

「心配している」と聞くと意外と嬉しいものです。


先輩いわく、1回目の電話に出なかったのは「電話もとれないぐらい精神的にヤバイ状態」だと思っていたようです。

ですので、2回目の電話が繋がらなかったら「もうかけるのはやめよう」とあきらめていたそうです。

気をつかわせてしまい、すみませんでした。
(温泉・登山・旅行とめちゃくちゃ元気です・・)


さて、先輩とはいろいろ話しました。

  • 思ったより元気そうでよかった!

  • 疲れて休んだのは正解!

  • 公務員辞めても何とかなる!

  • 公務員って無駄な仕事多いよな!

  • けど公務員はメリットも多い!

このような感じで、たくさん話を聞かせていただきました。


そして最後には、ぼくの進退について気にかけてくれました。


「もし公務員辞めて行くアテがないのなら、うちに来ないか?」
「もうすぐ辞める人がいるから、すぐにでも雇えるんだけど」

※先輩は公務員を辞めてから家業を継いで働いています。


うちに来ないか?

このセリフは、ぼくにとっては漫画やドラマの中でしか聞いたことがなかった言葉です。

何の取り柄もない自分でも、「うちに来ないか?」というベタなお誘いを受けられるんだと、ちょっと感動しちゃいました。


「本当にどうしようもなくなったら電話させていただきます」


フリーランスになりたいという本音は言いませんでしたが、そう伝えて先輩との電話を終えました。


人脈によって人生の選択肢が増える

ぼくの頭の中には、公務員を続けるか、フリーランスになるか、2つの考えしかありませんでした。

しかし、引き抜き(笑)によって会社員になる選択肢も存在していたのです。

これには驚きです。


会社員になるという選択肢が増えたのは、紛れもなく人脈のおかげです。

ぼくは人付き合いは薄いタイプの人間でしたが、それでも葉山先輩のような気にかけてくれる人が存在していたのです。


もし、もっともっと人脈を大切にして生きている人だとしたら・・

言うまでもなく、あなたが困っている時には多くの人々が手助けしてくれるでしょう。


「リアルで友達なんて1人もいねーよ」
「人付き合いどころかマジでボッチだぞ」


そういった人もいるでしょう。

わかります、ぼくも大学の頃は友達がいなかったので悲しい4年間を過ごした経験があります。


しかし、今はツイッターやインスタグラム、そして今あなたが見ているnoteなどのSNSが発展しています。

リアルな世界で繋がりができなくても、インターネット上で魅力的な人々と簡単に繋がることができます。
(もちろん、詐欺目的や悪意のある人とも簡単に繋がってしまうので、それを判別できるネットリテラシーは必要です)

実際に、SNSで仕事の提案(例:Webライター)をすることで仕事を受注できる可能性もあるので、インターネット上の人脈も馬鹿にできません。


SNS以外にも、人脈を作るために様々な体験をすることがオススメです。

↑ライターの中村洋太さんが書いた記事です。


体験によって人と繫がるって素晴らしいなと気づかされます。

そして、根本的な人生の生き方について考えさせられます。

有料記事ですが、とてもオススメですよ。


まとめです。


普段から人付き合いを大切に。

SNSは人脈を増やす魅力的なツール。

体験・旅をとおして人脈を増やすのがオススメ。


今回の記事で言いたかったのは↑こういうことです。


なお偉そうなこと言っていますが、ぼく自身全くできていません。

  • 数年電話をしない人は電話帳からすぐ削除

  • 気に入らない人はすぐに着信拒否

  • 同窓会には行かない

  • 成人式にも行かなかった

  • 自分から話題を振らない

  • 興味のない会話には入らない

  • 初対面の人に話しかけられない

↑ぶっちゃけ、ぼくはこんな人間です。
 (クズだな・・)


何とか自分を変えていきたいですねー。。。

以上でおわります。