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海外ノマド×動画クリエイター×新卒フリーランスのリアル。


オーストラリアからこんにちは、namiです。

今回はタイトルの通り

「海外ノマド×動画クリエイター×新卒フリーランスのリアル」

というテーマで書いていきます。


具体的には、

・海外ノマド生活ってどうなの?
・動画クリエイターとして海外ノマドするのってどんな感じ?
・どんな生活してるの?
・新卒でフリーランスってどうなの?
・これからどうする予定なの?

みたいなことを書いていこうと思います。

どんな人に読んで欲しいかというと、

・海外ノマド生活に興味がある、してみたい人
・動画クリエイターとして独立したい人
・新卒でフリーランスになろうとしている人
・私の生活のリアル(上三つ全て)を知りたい人

などなど。

私の実体験に基づいて、自分の生活や、個人的に思うことなどをシェアしていきたいと思います。

海外ノマドになりたい、動画クリエイターとして独立したい、新卒でフリーランスになりたい、方々のお役に少しでも立てれば嬉しいです。


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私の経歴と今について


まずは、私自身の経歴についてざっと触れておこうと思います。

・横浜出身の22歳(もうすぐ23)
・上智大学新卒(2020年4月卒業)
・大学在学中にアメリカ交換留学
・留学中に出会ったアメリカ人パートナーと同棲中
・2020年1月から、オーストラリアでノマド生活中
・2020年4月から、突然新卒フリーランスに

超ざっくりこんな感じです。

アメリカで今のパートナーに出会って、友人たちが有名企業にバンバン内定をもらっている中就活をせず、今年1月オーストラリアに飛び出してきました。

「どうにかなるだろ」精神で日本を飛び出してきて(不安はありましたが)、「まあ仕事も何かしら見つかるやろ。」と思っていた矢先、コロナが世界中に蔓延。

オージーも仕事を失う中、ワーホリビザで滞在している私に仕事が見つかるわけがなく、

「やばいな〜日本帰るかな〜」と思いながら、ケアンズから南にロードトリップしていたところ、いよいよ状況が悪化して日本に帰ることすらできなくなりました。

「こりゃまずいな、どうするかな…」と思い悩んでいたら、運よくゴールドコーストにある日系企業に拾っていただき、その仕事が動画編集でした。

もともと大学在学時からサークルでイベント用の動画を作ったり、企業から動画制作の仕事を請けたりしていたので、動画制作自体は身近でした。

そんなこんなで、「あ、そういえば動画って仕事になるかも。」ということで、本格的に動画クリエイターとして活動を開始し、今に至ります。

以上が、ざっくりと私が海外ノマド×動画クリエイター×新卒フリーランスとなった経緯です。


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海外ノマドという生活について


まずは、生活面についてお話していきたいと思います。


ー海外ノマドのいいところー

今の自分の生活で好きなところを話していきます。

私は今の生活にかなり満足していて、とても幸せなので、
正直いいところは書ききれません…

が、「こんな生き方もあるよ〜」ということで、つらつら書いていきます。


私は今オーストラリアのゴールドコーストというところに住んでいます。

ビーチ目の前のリゾートホテルの最上階の一室を、運良くたまたま借りることができて、アメリカ人のパートナーとオーシャンビューユニットに住んでいます。

リゾートホテルなので、屋外プールと屋内プール、ジム、テニスコートが全部入っていて、施設内だけでかなり楽しめます。

あとはビーチタウンというだけあって、人がとてもリラックスしていて穏やかで、のんびりしている印象です。

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(家のバルコニーからの景色)


海外ノマドの良さは、書ききれないほどありますが、ここでは広い意味で3つと、
最後に、動画クリエイターとして海外ノマドするメリットを書いていきたいと思います。

・常に自分でいる場所を選べる
・すきま時間の使い方
・コスパ
・動画クリエイターとして海外ノマドするメリット


・常に自分でいる場所を選べる

何よりノマドのいいところは、『常に自分で居る場所を選べる』ことだと思います。

「ここ行ってみたいな」と思ったら、荷物を詰めて翌日には引っ越せる。

住んでみる。

「あ、やっぱ違うな」と思ったら、また引っ越せる。

私はオーストラリアに来てから、4ヶ月で3回引っ越しましたが、

「気分が変わったら、住む場所を変える」

というスタイルが、飽き性かつ冒険好きの自分の性に合っていて、とても楽しいです。

海が好きなら海の近くに、川が好きなら川の近くに、山が好きなら山の近くに。

好きな観光地があるなら、そこに住んでみたり、リゾートタウンに住んでゆっくり過ごしてみたり。

こうやって、普通なら旅行で訪れるような場所に「住めちゃう」なんて、

なんとも夢があると思いませんか?

これが一番大きな海外ノマドのメリットだと思います。


・すきま時間の使い方

これも上で書いたことと繋がってきますが、

自分の好きな場所に住めるから、観光地や自然が、徐々に自分の日常に溶け込んでいきます。

フリーランスの方はみんなそうだと思うのですが、時間の使い方が完全に自由です。

なので、仕事の合間に自分の趣味を楽しんだり、疲れたな〜って時に休憩して、自分の好きなことをしたりできます。

海外に住んでいると、この自由時間にできることの幅が広がるな〜と感じています。

例えば、今だったらビーチが近いので、仕事の合間にほぼ毎日サーフィンに行ってます。

川の近くに住んでたときは、よく釣りにいって、獲った魚を食べたり、

グレートバリアリーフに近いケアンズに住んでいたときは、ダイビングに行きました。

アクティビティ好きの方は、「空き時間に何したいか?」を軸に、住む場所を選ぶのもいいかなと思います。


・コスパ

あとノマドのいいところといえば、コスパです。

日本円で稼ぎながら国を飛び越え、日本とは違った経済状況の国に住むことで、コスパのいい暮らしができます。

今はオーストラリアにいるので、そこまでコスパがいい国とは言えませんが、

選ぶ国(東南アジアや東ヨーロッパ、南米など)によっては、月数万円の安い生活費で、日本じゃできないような素敵な生活ができます。

タイのバンコクとか、有名ですよね。(最近は物価上がってきているらしいですが…)

私は今のところ、来年はジョージアに行こうかなと考えていますが、家賃や食費がとても安くて、月5万円ほどあれば、じゅうぶん暮らせるみたいです。

西ヨーロッパからのデジタルノマド民がたくさんいるらしく、いろんな出会いがありそうだな〜と思ってます。


あとこれはよく思うことなんですけど、
「海外ノマドしてみたいけど、いまいち踏み出せない…」って方は、数十万貯金して、スキルをある程度身につけて、

とりあえず生活費の安い国に住んでみる、っていうのもありじゃないかなと思います。

海外ノマドって、思ってるより簡単になれます。

もし、ダメそう…と思ったら、帰ればいいんです。

それくらい気楽でいいと思います。


ちなみにオーストラリアはそこまでコスパ良くないと言いましたが、

それでも今オーシャンビューユニットに住んで、月の支出全部合わせて8万円くらいです。

外食は日本に比べてかなり高いのでほとんどせず、自炊メイン。

仕事以外の時間はサーフィンに行ったり、ビーチでのんびりしたり、ジムで鍛えたり、テニスしたり、休日はキャンプを楽しんだりしているので、ほとんどお金はかかりません。

飲み会などもほとんど行かないし、洋服も毎日Tシャツにレギンスか短パンなので(お洒落すると浮きますw)、交際費や美容代もほぼゼロに近いです。

そう考えると、東京とかに住んでいると、お金かかるな〜って思います。


そんなこんなで、今の私の生活は、「自分の人生を創り上げている」という感じがして、個人的にはかなり幸福度が高いです。


・動画クリエイターとして海外ノマドするメリット

じゃあ動画クリエイター的にはどうなの?という話をここでちらっと。

動画クリエイターとして海外ノマドするいいところは、

「海外のいろんな景色を撮って作品を作れる」
「日本とは違う環境に身を置くことで、人とは違う感性が磨かれる」

ことかなぁと思います。

やっぱり自分の作るものって、自分の経験や自分の見たものが強く出ると思うんですよね。

そう考えると、旅をしたり、日本を飛び出してみたり、周りの人とは違う経験をするってこと自体が、大きなメリットになるんじゃないかなと思います。

もちろん、旅をしながらその場の景色や自然を撮って、自分の作品を作れるってことも、海外ノマドのアドバンテージかなと。

私は今のところ海外で撮影をして編集をして何かを作る、という仕事はしていないので、(今後はしていきたい!!)

海外に住んでいるということが、今やっている仕事に直接プラスに働いているかというと、そうでもないです。

それでも、
自然の中に住んでいることや、異なる文化の中に生きていること、
海外で幸福度高く生きていること、日本にずっといたらできない経験をしていること、
などなどが、後々のクリエイター的感性や引き出しの多さに繋がってくるんじゃないかな〜とぼんやり考えています。

これは完全に個人的意見ですが…笑


わーーーっと書きましたが、こんな感じです。

どうでしょう、ノマドの魅力、伝わりましたでしょうか。

では次、ノマドのデメリットについて、書いていきます。


ー海外ノマドの微妙なところー

ネガティブ面、サクサクいきます!笑

・国によってはwifiがとにかく遅い
・周辺機器を買うのをためらう
・日本での撮影に参加できない
・仲間を作りづらい
・クライアントへの連絡が(時差によっては)遅くなる

私が思いついたのはこのあたりです。


・国によってはwifiがとにかく遅い

まずはこれです。笑

私はクライアントからデータをもらって編集する仕事が多いので、

wifiが遅いのは本当に、本当に、命取りになります。

なのでけっこうお金かけていますが、それでも日本の速さには及びません。

特に、平日の帰宅後〜夜の時間、休日は特にノロノロです。

通信会社に何度も「どうなってるんや!!」と怒りの電話をしたことがあります。笑

それくらい、日本に比べて海外のwifi事情は、全体的によろしくないです。もちろん国によると思いますが。

ということで、エディターの方々にとってこの問題は、自分が住む場所を決めるにあたり、けっこう重要なんじゃないかなと思います。


・周辺機器を買うのをためらう

次は周辺機器問題です。

動画を仕事にしてると、いくらあっても足りないくらい、仕事の効率化にはガジェットが必須ですよね。

PCは当然として、ワイドモニターやPC冷却装置、マウス、キーボード、外付けハードディスク、撮影をする人ならさらにカメラ、レンズ、三脚、等々…

でもノマドをしていると、

「いかに荷物を少なくできるか」

がかなり重要になってきます。

なぜなら荷物の少なさが身軽さに繋がって、少なければ少ないほど移動がしやすくなるからです。

荷物が多いと、動きづらくなるのはもちろん、飛行機で追加料金を払わなければいけなかったりと、移動費が余計にかかります。

てな感じで、ノマドにとって繊細なガジェットやかさばる周辺機器類は、ある意味なんですよね。

仕事のしやすさと、移動のしやすさを天秤にかけて、何を買うべきか、何を持ち運ぶべきか、見極めることがとても重要になってきます。


・日本での撮影に参加できない

3つめは、日本での撮影の仕事に参加できないことです。

まあこれは当たり前っちゃ当たり前ですが、撮影の現場に行くことができません。

動画編集者の次のステップとして、編集だけじゃなくて撮影まで巻き取っていく、というのがあると思いますが、

海外ノマドをしていると、それがなかなかできません。

自分のいる国で撮影して、スキルを高めることはできると思いますが、

撮影が日本の場合は、撮影現場に自分の足で赴く、というのは難しいと思います。

なので「今後編集だけじゃなくて撮影もしたい!」みたいな人は、海外じゃなくて国内でノマドするのがいいんじゃないかな〜と個人的に思います。

撮影現場って国内いろいろですしね。

ある意味そのフットワークの軽さが武器になるかもしれません。


・仲間を作りづらい

これは、身を以て日々感じています。

フリーランスってわりと孤独だと思うのですが、海外でノマドしてると、さらに孤独になりやすいな〜としみじみ感じています。

友達はできても、現地で映像の仕事している人をピンポイントで探すことは難しいですし、

ネット上で仲間ができても、なかなか会ったり、交流したりっていうのがし辛いな〜と思います。

逆に日々コツコツ自分一人で黙々と作業して、地道にスキルアップしていくのが好きな人は、集中して自分のスキル向上に没頭できるかもしれません。

ただ、仲間を作って切磋琢磨しながらレベルアップしていきたい人には、なかなか厳しい環境かもしれないです。


・クライアントへの連絡が(時差によっては)遅くなる

これはまんま、選ぶ国によっては、タイムゾーンの関係でやり取りがし辛くなります。

私が今いるオーストラリアは日本との時差+1時間なので、ほとんどコミュニケーション面での支障はありません。

ただ例えば、短納期の仕事とかで、急な修正依頼が飛んできたときに、

日本が朝で、自分の国が夜中だったりすると、なかなか厳しいかもな〜と思います。

クライアントワークという仕事の性質上、迅速でスムーズなやり取りは欠かせないので、

海外ノマドをするなら、「時差」も、考えるべき項目かなと。


以上、私が思う、動画クリエイター的海外ノマドのデメリットです!


では次に、新卒でフリーランスってどうなん、ってお話を。


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新卒フリーランスについて


私からは一言、

「やりたいならやってみればいい!」

と思います。笑


もうこれは完全に個人的意見ですが、そのまま、

やってみたいと思ったら、まず試してみればいいと思います。


私は上記の通り、友人が有名企業にバンバン就職していく中、

海外に飛び出す+新卒でフリーランスになる

というかなり異例?の選択をしました。

ゼミの先生にも何度も止められたし、友人に同じ進路を選んだ人は当然誰もいませんでした。

それでも、私は今の選択に後悔は全くしていないし、やりたいことをやれていて、とても幸せです。

もちろん、企業に所属しないリスクはありますし、個人で仕事をする分責任が大きいのは当然です。

が、挑戦した分経験は残りますし、私は今のところ新卒のお給料より稼げているので、自信にも繋がりました。

あとは、「もし何かのタイミングで失敗したら、就職すればいいや〜」くらいの気持ちで思っています。

帰る家もあるし(両親に感謝)、日本にいれば上手くいかなくたって死にやしません。(そう考えると日本って本当に最高です。日本に生まれただけでもう万々歳です。)

今の時代、個人の実力勝負だと思うので、何も考えずになあなあに会社員しているよりか、今のように日々色々考えながら試行錯誤している生き方のほうが、自分の性に合ってるんじゃないかな、と個人的には感じてます。


また、「フリーランス」と一言にいっても、いろんな働き方がありますが、

この記事を読んでくださってる方のほとんどが、動画で食べていきたい人だと思います。

動画は市場規模で見ても、完全に世のトレンドだと思うので、選ぶスキルとしては、かなり失敗しづらいんじゃないかなと。

これからもっと動画の需要は増えていき、その分スキルがあれば仕事もたくさんあると思います。


と、いうことで、これまたかなり個人的意見になってしまいましたが、

「積極的に挑戦してみよう!攻めよう!」というお話でした。笑


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・今後について


私個人の今後について、書いていこうと思います。

ざっくりまとめて書くと、

・撮影もやってみたいけど、しばらく旅も続けたい
・直近で現実的なのは、
 チーム化 or AE練習してWeb広告動画系で単価を上げていく
・日本に帰ったら、就職もありだな

こんな感じです。


撮影の仕事も将来的にはやっていきたいけれど、もうしばらく旅を続けたいので、

直近では編集・制作のお仕事をメインにスキルアップしていこうかな〜とぼんやり思っています。

そうなると、チーム化して案件数を増やしていくか、AEをガツガツ使うWeb動画広告系の仕事を増やしていくか。

何となくですが、今岐路に立っている感じがします。

割と一人で黙々と作業するのが好きなタイプなので、今までは自分の請け負える範囲内でお仕事をしていたのですが、

ずっと同じことしてちゃつまらないしな〜という感じです。


でも海外ノマドしている分、ひたすらずーーーっと仕事をしたり、

徹夜してまで案件受注して収入を増やそう、みたいな気は全くないので、

ジムに行ったりサーフィンに行ったりする時間などはしっかり確保しつつ、

スキルアップ/収入アップにつとめていきたいな〜と思っている次第です。

(これ上記で書き忘れましたが、海外ノマドしていると、ワークライフバランス重視するようになる気がします)


あとは、いずれは日本に帰る予定なので、もしかしたらそのタイミングで就職するかもしれません。

やはりプロの近くにいることで学べることって、たくさんあると思うので。

まだ先のことなので、全然わかりませんが…


ぼんやりですが、こんな感じです。


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と、いうわけで、かなり個人的な話が多くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

少しでも、海外ノマドを目指す人や、動画クリエイターとしてフリーランスでやっていきたい人に、一個人のリアルをお届けできていたら、嬉しいです。


引き続き、宜しくお願いいたします :)

それでは。

いつもありがとうございます!いただいたサポートは、次の記事を書く原動力になります!:)