僕たちに未来を創ることができるか

「ZERO to ONE」(ピーター・ティール著)を読み始めた。
あくまで読み始めただけで読み終わってはいない。
しかしタイトルの言葉はこの本の一番最初の章のタイトルで、この言葉に触発されてこの記事を書くことにした。

この本の中で 、「未来とは 世界が今と違う姿になっていることだ」と指摘している。
だから社会が 100年変わらなければ、未来が来るのは100年以上先になる 。
日本は失われた10年20年30年を過ごしてきた。
この本の見方によれば、私たちは未来のない国に住んでいたことになる。

社会が変わるにはどうしたらいいのか 、その鍵となるのがテクノロジーだという 。
テクノロジーとはコンピューターではなく、 物事への新しい取り組み方、より良い手法 それこそがテクノロジーだという。
以前ある専門家が テクノロジーとは問題点を 言語化し、それを改善させる ことだと言っていたが、 改善させるということは変化するということだ。
しかし残念なことに日本には変化を恐れる人が多い。
機能不全が極まった組織では 実際に仕事を片付けるよりも鋭意努力中だとアピールする方が昇進しやすいとこの本で指摘されている。
まさしくその通りのことが今日本で起こっている。
岸田首相は色々な 提案を発表するが 、その後に続く言葉は検討を始めるというだけ。
具体的にどう進めるのか全く見えない。

私にはどうやったら今の日本が変化できるのかよくわからない。
日本は変化がない時期が長すぎて変化することを恐れる人が多くなりすぎているような気がする。
だからまず 、自分の生活を変化させることによって変化するということに慣れていってみてはどうだろうか。
 会社では自分が何か変化を起こそうとしても難しいかもしれない 。
しかし、私生活は 誰にプレゼンをすることもなく却下されることなくどんどん変化させていくことができる 。
だから日々の生活に変化を取り入れていきたいと思う 。
その時にただ漠然と頭の中で 変化について考えるのではなく、まず自分がモヤモヤしている部分に注目して、その原因を探り 改善策を考え、トライアンドエラーを繰り返す 。
そのことについて 、自分のことであっても文章として起こす 。
そうやって変化に慣れていく 。
それこそがテクノロジーを実践するということなのではないだろうか。

まず私から始める 。
何をやろうか。
睡眠時間が短すぎるという問題を改善するために、どうしたら12時前に寝られるか 原因を 突き止め、改善策考え トライ&エラーを繰り返してその目標に達成する。
これくらいのことから始めてみようと思う。

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