Shogo Nameki

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最近の記事

QAエンジニアの働き方や期待値が分かるオンボーディング資料を作ったので公開します

こんにちは、アルプ株式会社でQAエンジニアをやっている nametake です。 今回はQAチームのオンボーディング資料で使ったものを公開します。 新しく働き始めるQAエンジニアの動き方や期待値を整理している資料のため、もしアルプに興味を持っていただいたときの参考になれば幸いです。 オンボーディング資料早速ですが、以下が今募集しているQAエンジニアのオンボーディング資料です。 背景と課題上記で紹介しているオンボーディング資料は、入った直後にどういう期待値かを揃えるため

    • QAエンジニアが社内に振る舞い駆動開発の定式化と自動化を展開した話

      こんにちは、アルプでQAエンジニアをしている nametake です。 今日は社内でAgile TestingとBDDと実例マッピングについて展開した話を紹介します。 アルプのQA組織ではAgile TestingやBDDに則って、要件段階からテストを実施する実例マッピングを社内に展開してきました。 導入してから3ヶ月ほど経ち、実例マッピングは社内でも広まりつつあります。 文化として根付かせるためにはまだまだQAチームとしえて動き続ける必要がありますが、そろそろ次の段

      • QA組織における定量的な目標設定と評価軸の設定

        アルプのQAエンジニアをしている nametake です。 最初のうちは明らかにボトルネックになっている部分の解消に集中していま したが、それらが一旦落ち着くと、解消の過程で見えてきた細かい課題を解消する必要が出ています。 それらはどれもやることに意味はありそうではあるのですが、一方で人手は有限です。 また、どれが有効かを考えようとしても、QAの業務は幅が広くどの視点に立つかによって優先順位は変わってきてしまいます。 また、会社内で動くにあたって定量的に行動を評価する

        • 実例マッピングを2ヶ月実施してみた話

          こんにちは、アルプ株式会社でQAエンジニアをやっている nametake です。 アルプのQAチームは開発プロセスの中に入って、プロセス全体で品質を改善する活動をしています。 そこでは、アジャイルテスティングの考え方に則り、要件定義の段階から品質を向上できないか考える活動を続けてきました。 その中で、BDDの方法論の一つである実例マッピングを2ヶ月近く運用してきたので、今回はその感想や溜まった知見を記事にしていこうと思います。 アルプの課題と実例マッピング私がアルプで

        QAエンジニアの働き方や期待値が分かるオンボーディング資料を作ったので公開します

          アジャイル的な開発の中でのテストドキュメント

          こんにちは、アルプでQAエンジニアをしている nametake です。 今回はテストドキュメントについてお話します。 QAチームから開発チームに「ステージング環境にデプロイされるまでに必ずPdMの受け入れテストをチーム内で終了させる」というお願いしています。 ただ、いきなり「受け入れテストを終了させる」という取り決めを作ってもどういう基準で終わらせればいいのかが曖昧な状態ではそれらは実施されません。そこで、QAチームではその受け入れテストを終了させるにあたり必要なテスト

          アジャイル的な開発の中でのテストドキュメント

          Agile TestingとBDDと実例マッピングを社内展開した話

          こんにちは、アルプでQAエンジニアをしている nametake です。 今日は社内でAgile TestingとBDDと実例マッピングについて展開した話を紹介します。 アルプではQA組織を立ち上げて様々な取り組みをしてきました。 その中で、取り組みを伝えるときにAgile Testingというワードを使っていたのですが、単語の意味からアジャイルの中でテストをするという意味が伝わると思って社内に細かい意味を展開するのを後回しにしていました。 次のQAチームの活動として実

          Agile TestingとBDDと実例マッピングを社内展開した話

          QAエンジニアの幅広い業務を整理し、3つのジョブディスクリプションを作ってみた

          こんにちは、アルプでQAエンジニアをしている nametake です。 アルプでは最近QAチームが発足し、QAエンジニアを募集しています。 QAエンジニアの業務範囲は広く、単純にQAエンジニアとだけ募集をしても外部から見てどういう働き方ができるのかイメージしづらいと思います。 そこで、JaSST等で紹介されていた QMファンネル をベースにしつつ、3ヶ月間専任でやってきて見えたQA業務を細分化し、それぞれ別の役職として整理してみました。 イメージが付きやすいように整理

          QAエンジニアの幅広い業務を整理し、3つのジョブディスクリプションを作ってみた

          テスト技法を使って論理的な根拠を作る

          アルプのQAエンジニアをしている nametake です。 最近QAチームが発足し、プロダクトチームと協調してテストプロセスを改善しています。 QAチームはまだ発足したばかりで、QA専任は私1人です。それに対しプロダクトチームは3つあり、私自身がアルプ全体のQAプロセス改善や採用にフォーカスしているのもあり、各プロダクトチームに入っての活動は出来ていません。 その代わりQAコーチとして「開発チーム内のQA関係のことは積極的に壁打ち相手になります」という方針を社内に共有し

          テスト技法を使って論理的な根拠を作る

          プロダクトチームと協調して改善する、テストプロセス

          こんにちは、アルプでQAエンジニアをやっていますnametakeです。 最近QAチームが発足し、プロダクトチームと協調してテストプロセスを改善しています。 QAチーム発足以前でも、プロダクトチームでユニットテスト、E2Eテスト、リグレッションテストや手動テストなどは行われていました。ただ、それでも一定不具合は発生していて、プロセスのどこを改善すべきなのかという悩みがありました。 この記事では、QAチームが現状のテストプロセスを整理し、リリースフローや自動テストを改善した

          プロダクトチームと協調して改善する、テストプロセス

          真摯に品質に向き合うためにQA組織を立ち上げた話

          はじめまして、アルプでQAエンジニアをやっていますnametakeです! 今までのキャリアはソフトウェア開発エンジニアでしたが、2022年1月からQAエンジニアをしています。 アルプでは、継続収益ビジネス向け販売・請求管理SaaS「Scalebase」を開発しています。扱っているドメイン自体の複雑さ、プロダクトの機能自体が多くなったのも相まって品質保証が重要な課題になっています。 QA専任のメンバーが居なかったこともあり、自分が手をあげて手探りながら課題に取り組んでいる

          真摯に品質に向き合うためにQA組織を立ち上げた話