見出し画像

ラコステのポロシャツ

フレッドペリーもラルフローレンもユニクロもよろしいのですが、シティボーイが着るポロシャツはやはりラコステと決まっています。夏になるといそいそとタンスから去年のものを引っ張り出し、今年買い足す色やサイズに思いを馳せるのが恒例イベントなのです。

その上質なカノコ生地はしっとり柔らかで涼しく、シルエットも綺麗めな印象で......といった解説や評価は他のブログを参考にしていただくとして、私としてはこのワニが左胸に鎮座している粗野にしてスマートな佇まいが味わえればそれで十分。ロゴは大事です。
あと意外にペラペラで襟もクリンとなりがちとか、そんな上品なんだけどどこか抜けているような雑なところもなんだか憎めません。

画像2

サイズは昔はタイトに着ていましたが、最近は御多分にもれずすっかり大きいのが良くなりました。ボタンを上まで止めてぶかっと着ると良いかんじ。でも、もはや8(XXXL)でもそんなに大きく感じないのは時代の雰囲気のせいでしょうか(参考までに当方182cm/75kg)。

定番色の白・ネイビーに加え、赤・黄・青とラコステだけはいろんな色を揃えたくなります。個人的に好きなのは緑。なんだか緑ってフレンチな感じがしませんか?スタンスミスの緑とか、そもそもラコステのワニも緑だし。まあ本場のパリジャンがどれだけラコステを着ているかは分かりませんが。

ポロシャツはおじさんぽくてどうも......と悩むべからず。おじさんならおじさんらしく、何も考えずにクローゼットに転がったラコステを着るべし。さらには別注ものやシーズン限定のちょっと毛色の違うデザインのものはいりません、ストイックにプレーンなL1212だけで十分。
私にとってラコステとは、つべこべ言わせないそんな貫禄や頑固さを感じさせる服なのです。

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?