見出し画像

【ギター】気になるストラト 松・竹・梅

ナ〆ナナメです。寝ても覚めてもストラトのことを考えています。

今回は「ストラトキャスターが欲しい! 」シリーズ第3弾です。
過去の記事はこちら。
※毎回読み切りなので今回の記事から読んでも大丈夫です!あっ・・・待って!行かないで!!

さて、今回は新しく手に入れたいストラトキャスターの条件を整理して、現行品で該当するものがあるのかどうかを調べてみました。

【欲しいストラトの条件】 ※重要な順番
メイプル指板(今持っているローズウッド指板と違うものが欲しい)
復刻コンセプトのモデル(今回の購入には伝統的なストラトがどんなものかを知りたいという目的があります)
新品(1から一緒に育っていきたいので)
ボディ材がアルダーかアッシュ(バスウッド他を否定するわけではなく、可能な限り伝統的なスペックが理想)

この記事に辿り着いた方の中に初めてギターを買おうとしている方もいるかもしれないので、自分が求めるスペックかつ最安で買えるものから見繕ってみました。
価格が安い順に3機種をご紹介します。

【梅】Classic Vibe '50s Stratocaster®【約6万円】

フェンダー社のお求めやすいブランド「スクワイヤー」のストラトキャスターです。スクワイヤーのモデルの中で唯一の50年代コンセプトモデル(他の年代もあり)で、値段は同ブランド内では高価な方です。この値段じゃ予算的にキツいという方も、スクワイヤーのモデルは2万円台からあるのでご安心ください。

ボディに使われている木材はアッシュでもアルダーでもバスウッドでもなく「パイン材」。個人的には無印良品の家具でよく耳にするという印象で、ギターに使われる木材という印象はありませんでした。軽く調べた程度のざっくりな説明ですが、アルダーやアッシュと遜色のないギターのボディに向いた木材(パインと言ってもまた色々なパインがあるようです)とのことです。無印の家具でもパイン材のものは安価なので、きっとこの価格帯に見合ったランクの木材なんでしょうね。

自分はこのモデルを弾いたことがないですが、ネット上での評判が良いという噂は耳にしていました。Googleでこのモデル名を検索したところユーザーレビューは248件で4.8/5.0点。大手ブランドのそこそこのランクの商品なので、信用できる点数かと思います。

ボディ材が50年代当時のものとは異なったりネックシェイプがCであったりと、忠実な復刻というよりかは、当時の雰囲気を醸しつつも現代的な良いバランス(コスパの面でも)を目指したコンセプトの商品といった印象です。

自分が挙げた条件と異なる部分はあれど、気軽に買えるこの価格には気持ちが揺らいでしまいそうです。
カラーは、個人的にはポップな赤(Fiesta Red)が気になります。

今の知識と経験をそのままにこれからギターを始める中学生に転生したら、お年玉貯金でこのギターを買うでしょう。
楽器屋さんで一度弾いてみたいですね。(うっかり勢いで買ってしまうかも)

【竹】Vintera® II 50s Stratocaster®【約15万円】

「竹」で一気に高くなってしまいました。前述の「Classic Vibe」を下手したら3本買えます。もしくは1本買って、残りのお金で旅行なんてのもいいですね。

このギターは先ほどのスクワイヤーとは異なり、主力の「フェンダー」ブランドのものとなります。
フェンダーブランドのギターの製造国は「アメリカ製」「メキシコ製」「日本製」の3パターンがあります。アメリカ製がランク的には一番高いのですが、メキシコ製・日本製もそれぞれコストパフォーマンスに優れ、昔から高い評価を得ています。この「Vintera」シリーズはメキシコ製の50’s復刻モデルです。

「50年代のスペックを踏襲」と言っても、54〜56年はボディ材がアッシュで、56年中期以降はアルダーに変わっていたりと、60年に至るまでにスペックは少しずつ変わっているようです。ちなみにこのVinteraのボディ材はアルダー。とはいえ、50年代後半のスペックを踏襲しているというよりかは、アルダーの方が調達しやすかったり都合が良いという事情で採用されているような気がします。

個人的には、候補の1つに含めるかどうか微妙に悩む立ち位置のモデルです。長く使えるいい楽器なのだとは思いますが、この後ご紹介する日本製が魅力的なので。

カラーは、緑っぽいような青っぽいような独特なカラーの「Ocean Turquoise Metallic」が気になります。

【松】Made In Japan Heritage 50s Stratocaster® 【約20万円】

このギターについて簡単に言うと「みんな大好き日本製、みんな大好きラッカー塗装」これに尽きます。
日本製のクオリティや安心感が現代でも世界で通用しているのかはわかりませんが、このギターに関していえばコスパの良さが光っているような気がします。

塗装に関しては、今では高級ギターにのみ採用される伝統的な塗装方法「ラッカー塗装」であることが大きな魅力です。ラッカー塗装は、近年多く普及しているウレタン塗装(厚くて丈夫)よりも繊細で外気の影響を受けやすいので、経年変化でヒビが入ったりします。ですので長く使うほどいい味が出てくるという点で人気があります。
自分は塗装についてあまりこだわりがない方ですが、長く付き合うならラッカー塗装がいいなぁって思います。
※12年付き合っている今のストラト(ウレタン塗装)は12年使ったとは思えないくらい傷も目立たずピカピカなので笑
ただしこのモデルの塗装は、100%ラッカー塗装ではなく、ウレタン塗装とラッカーを組み合わせた塗装のようです。(下地がウレタン塗装でその上にラッカーを吹いている?)

紹介した3機種の中ではダントツに復刻モチベが高いように感じます。アッシュボディなので、50年代初期を意識したスペックなのでしょう。
カラーはサンバーストが好きです。個人的に「ストラトといえばサンバースト」というイメージを持っているのでいつか持ちたいなと思っています。
このギターが今の所本命のひとつです。

各モデルを紹介するために色々と調べて勉強になりました。
※多分間違ったことも言っていると思いますがご容赦ください。

欲しいモデルはこの上の価格帯にもあるので、またどこかでご紹介したいと思います。

ストラトは最高。

ナ〆ナナメ

この記事が参加している募集

#沼落ちnote

7,410件

#給料の使い道

372件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?