くるりの旅 伊勢編
先週、周りには出張と言いふらし、ひとり、深夜バスで関西へ向かいました。
人生初の一人旅。移動中はくるりを聴きます。
本当は、のぞみに乗って快適に西へ東へ往復したかったのですが、
今月は趣味に10万円ほど使ってしまったので、
なるべく出費を抑えたく、このような運びとなりました。
結論から言うと、
新幹線にしときゃよかった
ほとんど眠れず。化粧落として乗車して、翌朝化粧してコンタクトしてと、めんどくさかった。
隣の人の携帯の明かりがチラつくし、窓際だったので外を眺めようにもカーテンはがっちり締められており、身動きが取りづらく、我慢できるけどそれはそれは拷問のようでした。
で、深夜バスを降りて朝9時に着いたのが、三重県は伊勢市。
伊勢神宮へお参りへ。
一度は行っておきたかった場所でした。
木漏れ日が美しかった。
整頓された境内。
こっちで言う明治神宮のような。
外宮のあとに内宮へ。
五十鈴川でお清めして、いざ!
ブラタモリで見た知識がここで生かされました。
ここで手を清めるんだぜ。
そして、内宮へ。
写真に神様が映ってしまったので、載せませんが、
白いカーテンの向こうに天照大神がいる。
さわさわとした風に神様の気配を確かに感じました。
予定では夜に大阪へ向かわねばなりませんでした。
そのため、バスの時間などが気がかりでせかせかと参拝してしまいました。
次に伺うときはゆっくりと深呼吸をし、木や岩に手を当ててパワーを頂きながら参りたいです。
続いて、伊賀の忍者村へ。
移動中の特急の中で、伊勢で急いで購入した2個入り赤福を食べました。
水曜どうでしょうのサイコロの旅で明朝にミスターが食べさせられてたやつ!
え?え?どんな味だろう?と興味いっぱいで食べましたが、普通のお餅と餡子の味でした。
まあ確かに美味しかったです。
なぜ伊賀へ行ったかですか?
大学時代、俳句の授業で河合曾良について調べて発表したことがありまして。
その際私は松尾芭蕉とともに河合曾良が伊賀忍者のスパイであった説を唱えて教授に怪訝な顔をされたのを思い出し、忍者の形跡を確かめたくなったからです。
文学のストーリーは美しくあってほしいですもんね。
たしかにスパイ説は飛んだ言いがかりだと思います。
でも、その説の方がワクワクしませんか。
上野城や芭蕉翁記念館等、見てまわりました。
忍者さながらに、ほとんど走ってました。
とにかく時間がない!
ここの施設で手裏剣体験があったそうなのですが、これまた時間がなく断念。
手裏剣投げてみたかったな。
ここまで乗り継いだ電車が良かった。
のんびりとした里の生活を感じました。
高校生たちも都会っ子にはない心の余裕がありました。
あそこは身を潜めるにはもってこいです。
やっぱり松尾芭蕉と河合曾良はスパイでしたね。
▷大阪編へつづく。