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20,07,25。私の愛したアルバム㉙

思ったよりも長く書き続ける事が出来た「私の愛したアルバム」ですが次回で30回になり、キリも良いので一旦切り上げて日記スタイルに戻す事にしました。

一応最後に取り上げるのであればやはり自分が最も聞き続けてきたzeppelinのアルバムについて書かない訳に行きません。スタジオ制作のオフィシャルアルバムについてあまりくどくならぬ程度に書いてみたいと思います。

              LED ZEPPELIN

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バンドデビュー早々の69年1月に発表されたハードロックの金字塔となるデビューアルバムです。後のアルバム制作時間からするとびっくりするほど短いスケジュールで完成されています。

実は自分が本作を聞いたのはzeppelinを聞き始めてから結構後でした。既に後のアルバム数枚を聞いた後でしたから「1stが一番ギター上手くね?」などと思った事をよく覚えています。

1stアルバムという事で純粋なオリジナルナンバーがGood Times Bad TimesとCommunication Breakdownの2曲しかありません(Your Time is Gonna Comeについてはちょっとパクリ疑惑が…)。原曲をzeppelin的解釈で仕上げた曲に比べるとオリジナル曲は完全にハードロックで基本骨子となる物が既にしっかり出来上がっている事が確認できます。

              LED ZEPPELIN2

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こちらも後のアルバム発表ペースからするとびっくりの69年10月に発表された2ndアルバムです。69年の殺人的なツアースケジュールの合間を縫って色々なスタジオで素材を録音していたとの事で「バンドで成功したければ最初の3年は死ぬ気で働け」を証明するかのような働きぶりです。

古典的ブルースナンバーからの「ちょっと頂き」は数曲あるもののオリジナルナンバーの比率は1stとは明らかに違います。

Heartbreakerを初めて聞いた時に「なんでこんな弾きにくい半端な歪み音でソロを…」という印象を受けた事をよく覚えています。

              LED ZEPPELIN3

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以前詳しく書きましたので詳細は避けますがzeppelinの多彩な音楽的発展の礎を築いた重要なアルバムです。ちなみにアナログ盤のジャケットはからくり仕立てでした(笑)

              LED ZEPPELIN4

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ワーナーを激怒させた「訳の分からんジャケット」とStairway to Heaven収録で有名なアルバムです。3rdでの変化を経て新たなzeppelin流ハードロックを提示する事になったアルバムで本作を「zeppelin最初の一枚」に推す方が多い事でも知られています(自分も同意見です)。

解りやすく明快なロックではなく一癖も二癖もある仕上がりで、なおかつ多彩な音楽センスは正にled zeppelinで名盤中の名盤と言われるのも納得です。

Stairway to Heavenのシングルカットを拒み続け「シングル化しなけりゃシングルと同じペースでアルバムが売れる」と主張したPeter Grantの碧眼は流石としか言いようがありません。

次回は残りのアルバム4枚についてです。4枚とも既に多くの方が書いているとは思いますが目にされた方にお楽しみいただければ光栄です。

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