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20,03,26。私の愛したマンガ①

昨日「私を構成する5冊のマンガ」について書きましたが、その5冊には入らなかったものの、自分に大いなる影響を与えたマンガはまだまだ数多くありますのでそのほんの一部だけでも追記していきたいと思います。

グラップラー刃牙関連作品。

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いわずと知れた格闘少年漫画の金字塔です。タイトルが変わったり中断を伴ったりしながらも現在まで連載が続き、少年チャンピオンを支える土台骨といってもいいでしょう。

格闘技経験者である板垣恵介先生のSF漫画にならない格闘描写の限界ギリギリな表現は「凄さは一定のレベルを超えると笑いを生む」を体現しており、特に近年の作風は完全に確信犯レベルだと思います。

あまたの名作同様魅力的なキャラのオンパレードで特に主人公の父にして最強の権化である範馬勇次郎は自分の中で「勇次郎様だったら…」というある意味強さの比較時に単位となっているほど影響を受けています。

そして刃牙シリーズといえば独特の言語技。
語尾に「ッ!」を付けるだけで文体の漢度がモリモリUPし、いかなる格調高いセリフでも板垣ワールドになってしまう表現方法は自分もSNSの投稿時の技の一つとして使わせていただいておりますッ!

長期連載特有の時々見せるストーリー的な迷走状態ですら「苦しみながらも継続し戦い続ける漢の姿」を体現しているかの様に感じてしまうのは自分の感性が既に板垣脳になりつつある所為かもしれません。

プリズマ☆イリヤシリーズ。

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注目していた作家さんがメジャーになっていく様子はマンガ好きにとって僥倖といえるでしょう。作者であるひろやまひろし先生は同人時代からキャラに対する愛のあふれる作風と、故に決定的なエロ表現に踏みこめない小心さすら感じる優しさが大好きでした。

Fate/stay nightのキャラであるイリヤがどのシナリオにおいても結果的に幸福な未来を得られない事に憤って「ならば俺が書いてやる!」と公式スピンオフを書く事になったのは有名な話ですが商業誌に進出してからの作画スキルの上達ぶりは目をみはるばかりで連載開始時と最新刊での画力の差は別人の手によりものかと思わせるほどの進化を見せています。

掲載誌の刊行ペースと中断等の理由から長期連載となり現在に至っていますがツヴァイ、ドライとシリーズを重ねるごとにTVアニメ化、映画化と順調に人気も獲得しており初期からのファンとしては喜ばしい限りです。

以上2作品について書いただけで結構な長さになってしまいました。
一応毎日更新を目指している身としては良きネタだと思いますので次回以降も続けていこうと思います。




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