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23,04,19。泡沫らしさ全開。

初夏並みの陽気との予報が出ていた水曜日です。

今日もそれなりに追加がありなかなかに手ごたえのある作業になりましたが予報の通り午前中から気温高めだった為、開始直後には汗ばみ始め上着を脱いでシャツ姿に。

この時期ならではの気温の乱高下に体調を崩される方も居るようですが我ら外仕事を生業とする者にとっては「高」の気温が心地良いのなんの。いずれやってくる真夏の暑さに比べれば年間でも貴重な「外仕事天国」の気温なので作業も捗ります。

そんな今日のネタは移動中に見かけた選挙カーの話。

現在自分が在住している区では選挙の真っ最中。団地内にはいつの間にか巨大なポスター張り用のボードが出来上がっており街中を選挙カーが走り回っています。

今日移動時に見かけたのもそんな選挙カーでした。

車体に貼ってある候補者のポスターのあまりにインパクトあるデザインと
スローガンとして書かれているメッセージから漂うなにやら電波系な主張から所謂泡沫候補と揶揄される方の宣伝カーと思われます。移動時にもかかわらず詳細に観察できたその理由は後ろを走り続けたから。

通常この手の車はスピードを落として走る為、1車線の道を走行する際など後続車がある程度居ると端に寄るなどして他車の走行を妨げないようにするものですが、この選挙カー全くその気配がありません(笑)

自分は2輪なので脇をすり抜けようと思えば出来ない事は無いのですが一応看板をしょっている事であまりファンキーな走りはしたくない事と結構な
大音量で流れるメッセージが気になってついつい結構な距離をご一緒してしまいました。

ポスターに描かれている候補者本人の御尊顔を見ると結構高齢な男性。想像するにおそらくは奥様が録音したのではと思われるメッセージは軽くオーバードライブがかかる程の音量にもかかわらず終始モゴモゴした語り口で何を主張しているのかそれとも単に歌っているのかも不明瞭な仕上がりです。

こうした面白い状況を楽しめる方ばかりでは無い為、自分の後続の車がきつめにクラクションを鳴らした事でようやく選挙カーが道を譲り、楽しいひと時は終了してしまいましたが、横を通り過ぎる際にふと運転席を見ると運転されていたのは候補者御本人。

怒りというか警戒心というか割ときつめな目線で後続車両ににらみを利かすその表情までが正に絵に描いたような泡沫らしさに良い物を見せて頂いたと大満足だったのでありました。



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