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20,12,24。話題性は理解できるが。

大晦日に行われる格闘技イベント「RIZIN 26」のカードが発表されました。

現在最も旬なファイターである朝倉兄弟を筆頭にレジェンドクラスから注目の若手まで男女共になかなか魅力的なカードが並んでいます。

このご時世にさいたまスーパーアリーナで格闘技イベントを行うのはなかなかにリスキーだとは思いますが、日々トレーニングに励む選手達と運営陣の意気込みを感じ、成功を期待せざるを得ません。

ただ気になるのは発表されたカードの中に明らかな話題先行な物が含まれている事です。

Youtuberの某氏vs「X」。さすがに試合順はかなり前の方ではあるのですが、このカードには正直あまり良い印象が持てません。

変換が面倒なのでシバターと書いてしまいますが彼のファイターとしての資質にはさほど文句はありません。朝倉兄弟との対戦(?)動画は自分も視聴しましたがプロレスラーを名乗るだけあって決して名ばかりのファイターではありません。

結果的にボコられたとはいえ朝倉未来を相手に打撃を恐れず突っ込み、あまつさえ飛び付き腕十字を狙っていくあたり大したものだと感じました。

ただし、炎上系と揶揄される彼の言動に関しては好感は持てません。彼の挑発的な発言は再生回数を稼ぐためには必要不可欠である事は理解できますし、本来の割と真面目な姿はパチンコ関連の動画で見ていますから許容範囲ではあるのですがこれだけのファイターが集う舞台に当カードがふさわしいかと言われると正直「?」でしょう。

もしもこれがプロレスの興行で有れば何の文句もありませんがRIZINは総合格闘技イベントです。個人的に時代の流れでよりスポーツ色の高くなっている総合格闘技イベントにバラエティ路線は不要であると思っていますから、当カードには現在も海外で大炎上が続いているボクシングイベントへの有名Youtuberの参戦同様の「非リスペクト感」が禁じえません。

もっともシバターに関してはJake Paulほど嫌悪感は持っていませんから試合開始と同時に発表された対戦相手が「青筋立てまくりのミルコ」や「一見優和な笑みをたたえているように見えるヒョードル」だったりした日には違和感を忘れて大爆笑してしまいそうではあるのですが(笑)

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