見出し画像

【精神#5】精神コントロールで吉い運命を手に入れる  



悪い精神が凶い運命へと結びつくように、良い精神は吉い運命へと導いてくれますが、それには順番があります(図04)。



あなたは「」という言葉を知っているでしょう。


手相、顔相、家相、いろいろな「」がありますが、相とはあなたの内側にあるものが外側に表れたものであり、良い相の持ち主のところには自然に吉い運命がやってきます。  


モヤモヤやイライラがない良い精神を持っている人は良い現実を生きるようになります。


起きて身支度をし、仕事なり学校なりに行く、あるいはその日にやらなければいけないことをします。


夜はぐっすりと眠れるので、朝の目覚めはすっきりです。


仕事にやりがいを感じられて好きな人たちと一緒に働けているのなら、朝の身支度も楽しくなりますよね。


そんな明るい気持ちで身支度をしている人は知らず知らずのうちに身だしなみに気を使ったり、明るい色のものを身に着けたくなったりするでしょう。


駅までの道のりも颯爽と大股で歩きたくなるのではないでしょうか? 


このような現実は生活習慣と言い換えることができます。


毎日「そうだ、あれをしよう」とやることがあってワクワクした気分で過ごす人は、ちょっとした出来事にも「発見」や「楽しさ」を見つけることができます。


逆に朝起きても特別やることがないと感じる、ただ何も考えずに日々のルーティンをこなしているだけなら「今日も一日めんどくさいな」と感じるでしょう。


来る日も来る日もマンネリな毎日では、表情までマンネリになってしまいます。


このように日々の生活習慣や暮らしぶりは知らず知らずの間に私たちの外見に表れているのです。  


こんな話もあります。


第一六代アメリカ大統領のエイブラハム・リンカーンは「四十歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言いました。


彼がスタッフの選任作業をしている時、ある人が「とても有能な人がいる」と一人の男を推薦しました。


リンカーンはその男に会いましたが、結局採用はしませんでした。


あんなに有能な男はいないのになぜ採用しなかったのですか?」と尋ねた人にリンカーンは「顔が気に食わないから」と答えたそうです。  


面白いのが、リンカーン自身は決して世にいうハンサムではなかったことです。こけた頬に落ちくぼんだ目から放たれる鋭い眼光は、美男子というよりは西部劇に出てくる悪役のようで、今でもリンカーンの顔はアメリカではUGLY(醜い)だとされています。


しかし、彼と面識がある鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーは自伝の中で「リンカーンは普段は醜い男だが、内面によって光り輝く。あんなに美しい顔は見たことがない」と書いています。


つまり、生まれ持った骨格は変えることはできなくても、表情やその人が醸し出す雰囲気は内面の表れであり、いくらでも変わるのです。


あの人はなんだか人相が悪くなったね」とか「最近いい顔しているね」なんてよく使いますよね。


手相は生まれつきで変わらないと思っている人もいますが、手相だって内面によって変わります。


内面が表に溢れ出てきた人間の相を読むのは、人生の達人の最低限のたしなみです。  


観相学では「面にあらわれ背にあふる」といいます。


元は孟子の言葉ですが、相は最初に顔に出て、最終的には背中に表れます。自分の背中は自分で直接見ることはできませんが、そこに「これが私の生き様です」と胸を張ることができるような「吉相」を持てればいいですね。



PS、

『開運』をテーマにした書籍を発売致しました。
以下のリンクからご確認ください。
LINE友だち追加登録で第1章まで無料でお読みいただけます


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?