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NY在住シンガーNabukoさんのオンライン・レッスンで、JAZZY な気分に浸った話

言葉のプロデューサー、なまず美紀(みきてぃ)です。

ニューヨーク在住のジャズシンガーNabuko Kiryu(霧生ナブ子)さんの『NY de Let's Sing Jazz』にご招待いただきました!

『NY de Let's Sing Jazz』について
日時:日曜10:30〜12:00(日本時間)
   =土曜21:30-23:00(NY時間)
頻度:基本的に隔週
時間:1回90分(30分のティータイム含む)で、課題曲1曲を楽しむ。
講師:ジャズシンガーNabuko Kiryu(霧生ナブ子)さん
形式:グループ(zoom利用オンライン)
参加費:3000円/30ドル(単発払い)

Nabukoさんとは、私がニューヨークに住んでいた当時からのご縁。先日の「お誕生日企画」noteを読んで、声をかけてくださったのです!

楽しく、優しく、温かく、大好きなNabukoさん。そのNabukoさんが「どんな人でも歓迎!」とおっしゃるクラス。
みきてぃ、喜んで「はーい」と飛び込みました。その様子をレポートさせていただきます♡

事前のnote記事で、ジャズの楽しみ方を知る

Nabuko先生に、「事前にここで音源を確認しておくと、当日さらに楽しめますよ」とお知らせいただいた記事。

今回の課題曲は、『Caravan』。

note記事に貼ってあるオススメ音源たちは、Nabuko先生があらゆるミュージシャンの音源を聴いた上で、厳選したもの。
順番に聴いてみた私は、「これ全部同じ曲!?」という“非ジャズ”なレベル。

それぞれ、シンガーの性別から、年代、キー、テンポ、雰囲気、アレンジまで、バラエティ豊か。演奏の聴き比べこそが、ジャズの味わい方なんですよね、たぶん。

この時点で、JAZZの難しさ、奥深さ、幅広さ、自由さ、そして、おもしろさ、楽しさを垣間見ました。

オンライン講座の参加予定者には、note記事とは別に、Nazukoさんご自身の声が入った音源、伴奏のみ(カラオケ版)も送られてきます。

「まずはオリジナルを聴いて、色んなプロのアレンジを聴いて、その上で、自分が心地よい表現で歌ったらいい」とNabukoさん。

発生練習が、すでに気持ちいい

当日は、『Caravan』にも使われているクロマティック(半音階)の発声練習から。

参加者は音声ミュートなので、聴こえるのは、Nabuko先生の声と、自分の声のみ。Nabuko先生と、一対一で声を合わせて歌っている感覚で、すでに気分がいい。

「やっぱり声を出すって、ストレス発散になるかも」と思って初めて、それなりにストレスが溜まっていたことに気が付く。

曲の背景と、歌詞の説明

次に、曲と歌詞の説明。
今回の課題曲『Caravan』のオリジナルは、1936年のデューク・エリントン楽団(Nabuko先生のだんな様も、1983年から所属)。

今でも『Caravan』は、デューク・エリントン楽団の18番で、よく演奏される曲だそうです。ちょっとマニアックで、上級者向けだとか。そんな背景から。

歌詞は英語ですが、英語が苦手でも大丈夫。Nabuko先生が、口ずさみながら、歌詞の解説をしてくれます。それを聴きながら、私はすっかり砂漠の女。愛しい人とラクダに乗って、セクシーに旅をする妄想の世界へ。

歌い方のコツを伝授

いよいよ、みんなで歌ってみます。ここでも、聴こえるのはNabuko先生の声のみ。
一緒に口ずさんでいると、自分が歌えているような錯覚に陥る気分のよさ(勘違いです)。

ジャズは、楽譜にはないアレンジを楽しむものだと思いますが、素人には、一体どうしたら良いのか、わからない。

でも、Nabuko先生は、プロを引き合いに「誰々は、こんな感じで歌っているけれど、誰々はこんな風に…」とアレンジの例をくれるので、まずは、自分にしっくりくるアレンジのマネから。

聴いてもらって、アドバイス

最後は、「歌いたい人」と挙手制で、参加者が順番に歌っていく(強制ではなく、聴く専門でもいい)。

みなさん、個性を出して、カッコよく歌っていて、気持ちよさそう。

「え?この1時間で、そんなに歌えるようになっちゃったの?」と驚いたけれど、みなさん、事前に音源を聴いて、練習されています。練習の時間も含めて、講座の楽しさ。

Nabuko先生は、ニコニコと聴きながら、一人ひとりに感想とアドバイス。贅沢。

ジャズが好きな人、音楽が好きな人、声を出したい人、JAZZYな自分になりたい人、日常に潤いと成長を感じたい人。ぜひご参加を!

ティータイムに、参加者の皆さんの感想を聴いてみた

あっという間の1時間。最後の30分は、ティータイムとして、質問や雑談の時間です。参加者はリピーターさんも多いのかなと思いますが、温かい雰囲気なので、初回の私も居心地も良い。

もちろん、インタビュア気質を抑えられず、参加者の皆様に、あれこれ質問させていただいたので、回答をご紹介。

■バックグラウンドと参加理由は?
「クラシックピアノを教えている」「楽譜は読めないけれど、ジャズを聴くのが好きで、歌ってみたくなった」「Nabuko先生の人柄が好き」

■参加して何か変わった?
「歌えなかった曲が、歌えるようになることが嬉しい。歌以外のことでも、自信がついた」「一日ウキウキした気分でいられる」「できるようになるのが楽しい」

■Nabuko先生の講座の良さは?
「半年に一回のフェスティバル(発表会)が目標になる」「音源の受け取りから、当日の講座の構成、フェスティバルまでの一連の流れが、モチベーションを保ってくれるので、仕事が忙しくても続いている」

講座終了後、復習用にzoomのURLが送られてきて、至れり尽せり。

今後のお知らせ

次回のオンライン・レッスンは、日本9/4(日)10:30-12:00/ NY9/3(土)21:30-23:00。課題曲は『マイロマンス』。

フェスティバル(発表会)の日時は未定ですが、「誰でも視聴可能」とのことですので、こちらもお楽しみに♪ 

ちなみに、フェスティバルでは、参加者は1曲はライブで歌いますが、それとは別に、動画を制作するそうで、こちらから視聴できます。楽しい✨

講座の参加希望や質問は、Nabuko先生nabusing@hotmail.com)まで。

おまけ

1時間余りジャズに浸っていただけで、JAZZYな気分になったから不思議。講座終了後に、息子に「ランチは?」って聞かれて、ちょっと斜め姿勢で「待ってね〜♫」って言っちゃったもん。

そして、この記事を書いていて、すごいことを思い出した。私とジャズとの縁。20代後半の1年間、「神戸北野ジャズ副大使」というのを務めたのでした。ジャズへの造詣や音楽的センスとは全く無関係の、マスコット的な存在でしたが😆

Nabuko先生、参加者の皆様、楽しい時間をありがとうございました✨。

最後までお読みいただき、ありがとうございます✨💕