次回のクラスは、 Caravan 🐫

次回のNY de Let’s Sing Jazz Online Class#51 は
課題曲が Caravan です。
エキゾチックなメロディで、アフリカの砂漠をラクダに乗って旅してるかの様なイメージの曲です。
デューク・エリントン楽団で演奏されていました。

"Caravan"
Music by Juan Tizol & Duke Ellington
Lyrics by Irving Mills

Night and stars above that shine so bright
The myst'ry of their fading light
That shines upon our caravan

Sleep upon my shoulder as we creep
Across the sand so I may keep
The mem'ry of our caravan

This is so exciting
You are so inviting
Resting in my arms
As I thrill to the magic charms

Of you beside me here beneath the blue
My dream of love is coming true
Within our desert caravan!

【お薦め音源/ Caravan】
エキゾチックなメロディとコンガやボンゴなどのラテン・パーカッションが入った曲、キャラバン。アフリカの砂漠をラクダに乗って行くようなイメージの曲です。デューク・エリントン楽団の有名なジャズ・スタンダードです。

Duke Ellington Orchestra (No Vocal)
歌が入ってない楽曲で最初に出たオリジナル(1936年)がこちらです。
キーはFマイナー

Nat King Cole
↑前のバージョンを基盤にアレンジされた、とナットが冒頭で話しています。
キーも同じでFマイナーです。

Lambert Hendricks and Ross
メンバー3人のジャズコーラスです。これも同じようにオリジナル曲を基盤にアレンジしています。伴奏やソロの部分にも歌詞を付けて歌う、この様なスタイルを「Vocalese ヴォーカリーズ」と言います。キーも同じでFマイナー

Valaida Snow & Duke Ellington Orchestra (1939)
女性シンガーで、オリジナルのキーFマイナーで歌っています。トランペットも！彼女が演奏してます。女性版サッチモ！と言われた方です。

Mills Brothers
兄弟でアカペラ4人で歌っています。これもオリジナルのキー、Fマイナー。
高いアート性を感じるパフォーマンスです。この動画を見るまで、楽器(トロンボーン)の四重奏かと思いました。

Ella Fitzgerald
1957年にエラをフューチャーしてエリントン楽団が新たなアレンジで録音したモノです。
キーは1音上がってGマイナー。

Jeanne Lee & Mal Waldron
女性シンガーとピアノのデュオでこの曲を表現しています。通常パーカッションなども入ったラテンのリズムをピアノだけど表現しています。キーはオリジナルのFマイナー。

Dinah Washington
女性の声に合わせたキーに変えてBbマイナーで歌っています。ダイナ・ワシントンはブルージーで情熱的な表現、強いビブラートが印象的な、黒人さんの間で人気の高いシンガーです。
(このYouTubeの写真はなぜかダイアン・リーブスという違う方だと思います😅)

Art Blakey & Jazz Messengers
このバージョンがインスト(楽器演奏)のバージョンではとても有名です。アート・ブレイキーはとても人気なドラマーでバンドリーダー。私がよく歌う「インゲン豆・ブルース」は、アート・ブレイキーの娘さん、エブリンさんの曲です。
このバージョンは、エリントンのアレンジのゆったりしたモノと比べると炎🔥のように熱い、テンポも速いバージョンですが、歌ではなく演奏する場合、こういうアレンジになる場合が多いです。キーはもちろんFマイナー。

クラスのチラシはこちらになります！

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霧生ナブ子