見出し画像

二次思考(仮説その1)

顕在意識は
二次思考という位置付けに
前回落ち着いたわけですが

ちょっと無理くりな仮説も
考察してみようと思います

・視覚の機能として
How機能とWhat機能がある
というのを以前
どこかのタイミングで紹介しました

脳に障害をおい
視覚機能が衰えた患者に

鍵と鍵穴を見せても

これは
なんですか?と聞くと

わかりません

と答えるが

実際に鍵を渡してみると
鍵を開けることができる

という研究結果があるそうです
(ちょっと説明が
穴だらけですみません笑)

つまり何か(what)としての
視覚情報を受け取れないが

どうするものか(How)としての
視覚情報は得ているという

・この見識から見て取れるように
無意識領域の動作は
顕在意識には上がらずとも
可能だということの軽い証明に
なっているのではないでしょうか

・これをまるッと転換してみた場合

顕在意識において
概ね行っていることというのは
What機能

How機能は主に
無意識領域に
根付いているのではないか

という仮説です

・やる気スイッチという言葉が
一時期流行りましたが

実際は
行動するからやる気が出る
というのが現在の定説で

やる気スイッチなるものは
存在し得ない

じゃあなぜそもそも
そんなものが生まれたか

やる気のあるなしを
視える化する
つまり言語化、要は
顕在化させたがった故の

後続的な結果

不明確なものを無理に
明確化させたがために

さも
そういうものがあるかのような
錯覚に捉われ

“無いモノ”より“あるモノ”の方が
秩序だって理解しやすい
理解しやすい方が脳にとっては
都合がよいので
順番が入れ替わってしまう

明確であればあるほど
それは現実味を増し
より顕在化される、という錯覚

つまり
顕在意識の大半は錯覚である
二次思考足るはここにあり

・最後まで
お読みいただきありがとうございます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?