J1第14節vs 広島 3-1 win(Away/ 2024.5.15@DAZN)


はじめに

※週中の試合なので感想だけ。
 体裁は後日整えたいと思います。

残り時間20分程度で3点差を追い付かれ、負けに等しい悔しい引き分けに終わった東京V戦から3日。今日は悔しさを引き摺る間も無い中2日でのアウェイ広島戦です。対戦相手の広島は土日に試合がなく中8日での試合であるなど日程的な不利もありますが、何より鹿島の選手の、サポーターの、チームのリバウンドメンタリティが試される試合となりました。

スタメン


(課金してないので相手のサブが置けない)
【広島サブ】
GK 22 川浪 吾郎
MF 5 松本 大弥
MF 10 マルコス ジュニオール
MF 13 新井 直人
MF 14 松本 泰志
MF 18 柏 好文
FW 20 ピエロス ソティリウ

中2日での連戦という厳しい日程の鹿島ですがスタメンは前節と同じ。悔しい引き分けとなった前節の空気を変えるためか、ベンチメンバーを2人変更。藤井、聖真を松村、ライコに入れ替えて来ました。

一方中8日と余裕のある日程で今節に臨む広島は前節からスタメンを2人変更。松本泰志、ピエロス ソティリウに代えて川村拓夢、大橋祐紀を起用して来ました。

試合概要

両チームとも前線からのプレスと奪ったら縦に早い攻撃を目指すという部分では同じコンセプトのチーム。プレスの速さや強度は高あものの、序盤は互いに前線からのプレス→回避するために長いボールで前線や相手DFの裏へ、という予想の範囲内の比較的落ち着いた入りでした。しかし5分、濃野が放ったシュートで得たCKから植田が頭で捩じ込み鹿島が先制。試合を唐突に動かすと、15分には右サイドからカットインした師岡がPA内で倒されPKを獲得。これをGKに触られながらも優磨が蹴り込み追加点。試合序盤で鹿島が2-0とリードします。その後はリードを奪った鹿島が中2日でスタミナ面に不安もあってかプレスの開始位置をミドルサード辺りに設定した事もあり広島にボールを持たれ押し込まれる事も増えますがなんとか堪え2-0で試合を折り返します。

広島はHTに2枚代え。満田と東に代えてマルコスジュニオールと松本泰志を投入して攻撃の活性化を図ります。すると65分、ビルドアップ中の知念の横パスがミスパスとなりマルコスに渡るとそのままミドルシュートを決められて1点差に詰め寄られます。早い時間に先制、追加点を奪ったものの後半に入って60分台に失点しそのまま3点差を追いつかれた前節東京V戦と非常によく似た展開となり嫌な雰囲気が流れた鹿島でしたが、そんなチームを救ったのは海舟でした。84分、広島陣内浅い位置でルーズボールを奪うとそのままドリブル開始。ハーフウェーライン付近からペナルティエリア内までスルスルと運び相手DF陣を惹きつけると中央へグラウンダーのクロス。その先に待っていた途中出場のチャッキーが落ち着いてニアに流し込み追加点を奪い前節の嫌な流れを払拭します。

試合はこのまま3-1で終了、中8日の広島に対し鹿島は中2日という厳しい(ともすれば不公平な?)日程で価値ある勝利を挙げることができました。

感想

1.前節の反省を完璧に活かした

早い時間に先制、追加点を挙げても気を緩める事なく、1点返されても狼狽える事なく、3点目を取って突き放しても集中力を切らす事なく、どんな状況になっても淡々と、粛々と、勝利のためにやるべき事をやる。そういった姿勢が画面からも伝わってきました。
「サッカーとは結局鹿島が勝つスポーツ」と言われていた時代のチームを見ていた時に感じた姿勢と全く同じ感覚です。これはこの先が楽しみだな、と思っています。

2.中2日が良い方に出た?

前節悔しい引き分けとなりましたが、長く2日という事でグズグズと引き摺る暇もなくコンディションの回復に集中せざるを得ず、試合中も自分達がすべき事をやるのに精一杯で相手を気にする余裕は無い。そんな「自分の最低限すべき事に集中せざるを得ない」状況が良い方に働いたのかな?などと感じました。サッカーに真摯に向き合う選手には女神が微笑んでくれるという事なのかも知れません。

まとめ

3-0から同点に追いつかれた前節から今日までの日々は精神的ショックも大きかったでしょうに、良く気持ちも身体も立て直したと思います。選手達には今日の勝利を自信にして欲しいと思いますし、私はアントラーズの選手達を誇りに思いました。
しかし、またすぐに次の試合がやってきます。次は中3日、鹿島との勝点差は3、現在得失点差で町田を抑え首位に立つ昨年度王者の神戸。6ポイントマッチと言って良いでしょう。連戦で準備期間は短いですが、今節のようにその試合間隔の短さを逆手に取って自分達のやるべき事に集中し、淡々と、粛々と、勝利に向かってプレーする、そんな試合を見せて欲しいと思います。

ハイライト






MATCH DAY

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