J1第22節vs 札幌 2-0 win(Home/ 2024.7.6@カシマスタジアム)


はじめに

前節神戸に敗れ負けなしが11でストップした鹿島。11戦負けなしの最後の3戦は引き分けだった事もあり、現在は逆に4戦勝ちなしとなってしまいました。追い討ちをかけるように絶対的主力ボランチだった佐野海舟の海外移籍、長いレンタル修行から戻ってきた期待の生え抜き垣田の柏への完全移籍が発表された一方、補強の話は聞こえて来ず、サポーターの中には「今年も夏に失速してしまうのか…?」と嫌な雰囲気を感じている人も出てきています。
嫌な雰囲気を吹き飛ばし再び優勝を目指して首位を追走すべく、絶対に勝利が欲しい一戦となりました。

スタメン

(課金してないので相手のサブが置けない)
【札幌サブ】
GK 34 中野 小次郎
DF 28 岡田 大和
DF 47 西野 奨太
MF 11 青木 亮太
MF 37 田中 克幸
FW 23 大森 真吾
FW 40 出間 思努

優磨不在で前節神戸に1-3と完敗した鹿島ですが、メンバーは継続。海外移籍したボランチの海舟の位置には岳が入り、2列目に隼斗に代えて樋口をスタメンで使って来ました。その樋口はRSHに入り、いつもRSHを担っていた師岡はLSHに入ります。2列目の人選と並びで中盤を微調整する形となりました。
一方札幌は0-1で敗れた前節新潟戦からスタメンを5人変更。中々勝てずに最下位に沈む嫌な流れを払拭すべく、こちらも試行錯誤の見えるメンバーとなりました。

試合概要

試合開始直後、いきなりゴールネットが揺らされます。札幌の左サイドからのクロスに鹿島GK早川と札幌の小林が飛び込み交錯。溢れたボールが鹿島のゴールに吸い込まれ札幌先制かと思われましたが、オンフィールドレビューの結果小林のハンドとなりノーゴール。鹿島は命拾いします。その後は札幌にボールを握られながらも鹿島は固いブロックを組む守備で対抗。ボールを奪うと札幌DFラインの裏に走り込んでチャンスを作ります。ポストを叩くシュートなど決定的なチャンスも作りますがゴールを奪うまでは至らず、0-0で試合を折り返します。
鹿島はHTに樋口に代えてチャッキーを投入、優磨のポジションを一つ下げ、中盤で攻撃のポイントを作り押し込む事に成功すると、61分、左サイドからのパスを中央で受けた師岡が相手のマークを外してシュート。これがゴールネットを揺らし鹿島は先制に成功します。66分には先制ゴールの師岡に代わって入った藤井が札幌DFラインの裏を突き、浮き球のパスを技ありボレーでゴールに突き刺し追加点。
最終盤はゴール前に圧力を増してきた札幌にあわやという場面も作られますがGK早川のビッグセーブで凌いで無失点で試合終了。2-0て勝利という結果となりました。

感想

1.海舟の穴は埋められた

今日の試合、海舟の代わりにボランチに入ったのは岳でした。岳の守備のフォローの事も考えて2列目の人選を師岡、名古、樋口、としたのかと思っていましたが。
岳はSBとCBの間のカバーリングもしっかりやっていましたし、知念が寄せた後のカバーリングのポジションもしっかり取り、空けてはいけないところをしっかりカバーしていたと思いました。
考えてみれば代表でボランチをやっていた選手。守備が全く出来ないわけがありません。独力でボールを奪う力は海舟の方が上かも知れませんが、やるべき事をしっかりとこなし、守備で穴になるような事はありませんでした。
岳の守備力を過小評価していたようです。チームとして微調整する事で海舟の穴は十分に埋められると思います。

2.優磨はイマイチだったかも知れないが

今日の優磨はあまり調子が良いようには見えませんでした。ポジションを一つ落とした後半は何度かサイドに落ちて起点になったりらしいプレーも見せましたが、特に前半は良くないように見えました。
しかし、大黒柱が精彩を描く中でも前半から多くのチャンスを作り、後半はそのチャンスを決め切っての2-0勝利。相手が最下位の札幌だったとは言え、これはチームとして大いに自信として良い試合だと思います。

3.個人的MOMは早川

しっかり見直してみないと正確なところは分かりませんが、記憶によれば3点くらいセーブしてくれたと記憶しています。(もっとかも?)
今日の色々な賞は貰えなかったようなので、僭越ながら生生姜的MOMは早川にあげたいと思います。

4.2列目の競争激化は良い傾向

待望の師岡のゴールが交代直前のラストプレーで生まれました。交代で入った藤井がダメ押しの追加点を奪いました。これで今日出番がなかった隼斗もうかうかしてはいられないでしょう。
不動の2列目だった隼斗、名古、師岡に樋口、藤井が食い込もうとしています。これは非常に喜ばしい事だと思いますが、まだちょっと足りません。
ポポ将のサッカーは2列目の選手に運動量が求められるので強度を保つために1試合中に全員交代したいはずと思っているので、スタメンを張れる選手が6人欲しいはず。最低でもスタメンを張れる選手があと一人は出てきて欲しいところです(←パレジと松村の方を見ながら)

5.今一度、試合の入りに集中を

試合開始早々のハンドで取り消しとなったゴールには肝を冷やしました。
結果的にはゴールになりませんでしたが、いきなりゴール前まで持って行かれてしまったところに問題は無かったのか?という部分に注目して見返したいと思います。

まとめ

3連続引き分けの後に敗戦と、4試合勝ちなしの状況で主力の海外移籍。最下位の札幌相手に連敗でもしようものなら嫌な雰囲気が漂ってくるところでしたが、危ない場面もありつつ終わってみれば2-0完勝という結果でホッと胸を撫で下ろしているところですが、次はミッドウィークの天皇杯藤枝戦を挟んで、アウェイで強豪・横浜FM戦。厳しい相手ですが首位に喰らい付いていくためには目の前の試合に全て勝っていく必要があります。海舟移籍後の新布陣の練度を高め、連勝して欲しいと思います。

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その他トピック

佐野 海舟選手 1.FSVマインツ05へ完全移籍のお知らせ(鹿島公式)


垣田 裕暉選手 柏レイソルへ完全移籍のお知らせ(鹿島公式)


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