JC3回戦vs町田 0-2 lose(Away/ 2024.5.22@スカパー!)


はじめに

※週中の試合なので感想だけ。
 体裁は後日整えたいと思います。

今シーズン2回目となる町田との対戦。前回はJ1第3節、結果はビルドアップのミスから失点し、0-1で町田の勝利。チームとしての完成度の差を見せつけられる結果でした。
あれからおよそ2ヶ月半。町田はその後も好調を維持しJ1首位を走っています。
一方の鹿島も徐々にチーム力を上げ、リーグ戦では町田と勝点3差の3位。前の試合のようにはいかないぞ!というところを見せたい一戦となりました。

スタメン


(課金してないのでサブが全員置けない)
【鹿島サブ】
GK 31 山田 大樹
DF 39 津久井 佳祐
MF 8 土居 聖真
MF 10 柴崎 岳
MF 15 藤井 智也
MF 30 名古 新太郎
FW 7 チャヴリッチ
FW 36 師岡 柊生
FW 40 鈴木 優磨

【町田サブ】
GK 1 谷 晃生
DF 6 鈴木 準弥
DF 26 林 幸多郎
MF 16 宇野 禅斗
MF 41 安井 拓也
MF 7 平河 悠
FW 9 藤尾 翔太
FW 22 藤本 一輝
FW 47 荒木 駿太

日曜のリーグ戦から中2日のルヴァン杯3回戦。鹿島はこの後も中2日でリーグ戦、町田も中3日でリーグ戦が控えている事もあり、互いに大きくターンオーバーして臨む試合となりました。とはいえ鹿島はターンオーバーしようにもスカッド的に限界が。替えの効かないCBの植田と郁万、LSBの安西に加え、守備のバランスを考えてかGKの早川とボランチの海舟も連戦。スタメンの変更は6人となりました。
一方町田は柴戸海以外の10人を変更。この後の日程に若干余裕のある町田の方が大幅にターンオーバーするメンバー構成での対決となりました。

試合概要

試合は序盤から町田ペース。固くコンパクトに組んだブロックから素早く寄せる守備でボールを奪い、奪ったら素早くゴールに迫ってくる町田を相手に、鹿島は前線までボールを上手く運べません。そういった相手にこそDFラインの裏を狙い、素早いパスで左右に揺さぶり、相手を間伸びさせる動きをしなくてはならないところが今日の前線は裏への飛び出しの動きも少なく、またメンバーが変わった影響か左右への揺さぶりもスピード感に欠け、知念が欠場した影響かDFラインからのボールを受けようとする選手も不足しており、一言で言うと攻撃が停滞してしまいました。失点もそんな攻撃のミスから。20分、GKからのビルドアップのボールを引っ掛けられるとそのままショートカウンターから町田デュークに決められ失点。36分にも同じようにビルドアップのミスを掻っ攫われてショートカウンターから失点。ピッチ内で修正することができないまま前半を終了し、0-2で試合を折り返します。
攻撃のリズムが作れない鹿島はHTに優磨とチャッキーを投入。前半14分にライコの負傷により急遽投入されていた名古と共に攻撃の立て直しを図り、64分には負傷から復帰の岳、73分には師岡と続々とリーグ戦のスタメン組を投入しますが最後までゴールをこじ開ける事はできず、試合はこのまま0-2で終了。ルヴァン杯は3回戦で敗退し、早々にタイトルを1つ失う結果となってしまいました。

感想

1.一概に「控えの質」とは括れない?

互いにリーグ戦では出番の少ない選手を多く出場させた試合。なんならDFラインの駒不足により6人しかターンオーバー出来なかった鹿島に対して10人入れ替えた町田の方がよりターンオーバーした訳ですが、結果は完敗。
今回の結果を見ると「町田の方が控えの質が高い」という事になりますが、それが一概に「選手の質が高い」「チームビルディングが上手い」とは言えないのでは無いか?と思っています。

失礼を承知で私見を述べると、町田のサッカーは監督の意向が強いサッカーだと思うのです。極端な言い方をすると、ある状況でどういうプレーをすべきか?を決める決定権を監督が握っているサッカー。そういうサッカーは勝敗の責任の比重が監督>選手であるため選手も失敗しても求められるプレーを徹底し易いですし、どういう選手が必要か?が分かり易いので編成もし易く、チーム作りもし易いですが、監督の能力以上のチームにはなりにくい。

一方、今の鹿島の目指しているサッカーは選手の裁量が大きいサッカーだと思います。ある状況でどういうプレーをするのかを選手が選び、決断し、実行する。選択には責任が生じるので迷いも生じ易く、徹底もし辛い。また、「どのポジションにどういう能力が必要か?」と言われれば、全てのポジションで一般的に求められる能力に加えて周囲の状況に応じて思考・選択・決断してプレーできる能力が必要で、選手獲得のハードルが高くなり編成はし辛く、チーム作りが難しくなる反面、完成度が上がれば選手の組み合わせに応じて選手が自発的にチームの最大出力が出る様に工夫できるので監督や強化部やサポーターの想像を超える様なチームになる可能性がある。

あくまでも私の妄想ですし、どちらがチーム作りの王道なのかも分かりませんが、鹿島が目指そうとしているチームの方がこの先面白そうだと思います。

話を戻すと、つまりは鹿島の方がより難しい事を浸透させようとしていて、だから今の時点では選手が入れ替わった事でチームの出力が大きく変わってしまっても仕方ないのかも知れないと思っています。

まとめ

今シーズン2度目の対戦で、またしても完敗。痛すぎる敗戦ですが、嘆いても失ったタイトルは戻らない。
次の試合は3日後。すぐにやって来ます。チームを、自分を諦める事なく、まっすぐ前を見て少しずつチーム力を高めて行って欲しいと思います。

ハイライト





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