J1第3節vs町田 0-1 lose(Away/ 2024.3.9@町田GIONスタジアム)

はじめに

今回は久しぶりの現地観戦。町田GIONスタジアムでの初観戦でした。

久しぶりの生観戦!


ゴール裏からだったのですが、正直、高さがなくて試合自体はあまり良く見えず…。なので今回は帰宅してから1回DAZNで見返した後の感想になってます。

(試合以外の部分は別途観戦記をnoteで書ければ良いな…書く時間あるかな…)

スタメン

課金してないから町田のサブが置けない…


(課金してないので相手のサブが置けない)
【町田サブ】
GK 42 福井 光輝
DF 3 昌子源
DF 33 望月 ヘンリー海輝
MF 18 下田 北斗
MF 41 安井 拓也
FW 15 ミッチェル デューク
FW 22 藤本 一輝

鹿島はフォーメーションを前節C大阪戦の4231から442に変更、スタメンを3人変更。
CBには郁万に代わりJ1初スタメンとなる津久井、RSHには藤井に代わりこれまた J1初スタメンとなるパレジ、2トップの1角には顔面骨折の負傷から復帰して今季 J1初スタメンとなる優磨が入りました。前節2列目だった樋口はボランチからのスタート、体調不良と噂の郁万、知念はベンチからも外れました。体調不良者の影響で空きのできたベンチの1枠は師岡が射止める事となりました。

一方町田は前節からスタメンを1人変更。下田に代わり、第1節で退場し前節出場停止だった仙頭が戻ってきました。また、ベンチには昌子が入りました。

試合概要

試合は序盤から町田ペース。中央を閉める固い守備と奪ってから両ワイドのバスケスバイロンと平河の突破力を効果的に使った速い攻撃、後方から194cm/93kgのオセフンにロングボールを当てる攻撃を使い分け鹿島を攻め立てます。町田のサッカーに付き合いたくない鹿島はGKからのビルドアップに挑戦しますが、結果的にはそれが裏目に出ます。13分、ディフェンシブサードでボールを持った海舟がドリブルで相手を交わして前進しようとしたところでボールを奪われるとそこからショートカウンターをくらい、最後は平河に決められてしまいます。先制して更に強固なブロック守備からカウンター、という色を濃くした町田に対し鹿島は2トップまで上手くボールを届ける事ができず、0-1で試合を折り返します。
鹿島はHTに仲間→藤井と交代。藤井のスピードと突破力を活かした攻撃で徐々にチャンスを作り始めます。その後も津久井→名古と交代して海舟をCBに下げ、パレジ→垣田と代え前線の圧力を増し、チャヴリッチ、樋口に代え突破力のある聖真、師岡を投入。終盤にかけてさすがに町田の強度が落ちてきた事もあり同点、逆転を目指して攻め立てますが、決定的なチャンスを作るところまでは至らず。枠内シュート0に抑えられ、0-1敗戦という結果となりました。

感想

1.かつての鹿島のよう

堅守速攻、自分達がやりたい事よりもまず相手のやりたい事をやらせない。失点を0で我慢しつつ、カウンターでもセットプレーでも良いので1点取れれば勝つ。他サポからは「アンチフットボール」と非難される、まるで J開幕当時の鹿島のサッカーを見ているようでした。しかも個々の選手の質もそれなりに高く、またチームとしてやる事がシンプルで徹底されているので選手も迷いなくプレーできる。その結果、特に前半は町田の選手の方がボールに対しての反応や寄せが早かったと思います。相手を動かすサッカーを構築中、しかもセンターラインから郁万、知念の2人を欠く状況の鹿島は分が悪かったと思います。

しかし。
最近は「町田のサッカー」と言われるようになったこのサッカーは、かつては鹿島の土俵だったはず。その土俵で一日の長を見せられなかった。
かつて健斗が「サッカーの基本的な部分だけ突き詰めてもタイトルを取れるようにならないと思う」と言いましたが、個人的には今回の町田戦はその「サッカーの基本的な部分」、ボールへの反応や寄せの速さ、球際の強度などで負けたような気がしてなんとも悔しかったです。

町田のスタイル、というか黒田剛監督のスタイルが強いのは分かっていた事。しかしそのスタイルだけだと限界があると感じた鹿島は「相手のストロングを消す」のではなく能動的に「自分達のストロングを出す」サッカーに舵を切った訳で。そう言った意味では、どれくらい先の未来の話かは分かりませんが、黒田監督に2の矢はあるのか?黒田監督後の町田のプランは?などは注目していきたいと思います。

2.津久井は狙われていた感

郁万のトラブルにより急遽 J1デビュー戦となった津久井は攻守において狙われていたと感じました。町田のオセフンは植田よりも津久井とマッチアップするように意識しているように見えましたし、ビルドアップ時も津久井は持たされているように見えました。この悔しさを糧に成長して舐めてきた奴らを見返して欲しいと思います。

3.濃野は狙われていた感

津久井と同様、サイドで狙われていたのは濃野のサイドだったと思いますし、実際町田の平河には気持ちよくプレーさせてしまったように感じます。
大学でFWからSBにコンバートされSB歴のまだ浅い濃野の守備力の弱さを狙われた訳ですが、なにせ濃野はまだ若く伸び代十分。幸か不幸か今シーズンのHomeでの町田戦は最終節なので、このままスタメンをキープしてシーズンを通して成長し、町田の面々を見返して欲しいです。(マッチアップした町田の平河も23歳と若いのは気にしない。)

4.その他気になった選手など

町田のオセフン
デカい。ゴール裏の角度が無かったので試合は良く見えなかった一方、選手はピッチレベルに近い視点で見られたのですが、とにかくオセフンのデカさに驚きました。多分、画面越しで見るのより全然デカい。あれと競り合うのは大変だ…。

樋口
知念のトラブルによりボランチに入りましたが、目を引くようなプレーはできず。樋口の魅力はIHやトップ下、SHなど、2列目の方が活きるのかも?と感じました。

知念
不在によりビルドアップが上手くいかない。ネット上ではライバルは海舟、という意見も見ますが、個人的にボラン知念が競合するのは岳の方かも?と思いました。

パレジ
今日の試合、パレジがLSHに入った際、安西が珍しく右サイドまでドリブルしたり、内側にポジションを取ったりしているのを見て、パレジって大外レーンの人なのかな?と思いました。イマイチまだ良く分かりません。

まとめ

悔しい敗戦となりましたが、ポポ将のサッカーの完成度が低い今戦ったら部が悪そうだな、と思っていたのでこの結果は想定内でした。むしろポポ将のサッカーは一旦置いておいて、町田のサッカーに真正面からぶつかった方が勝機があったのでは?と個人的には思ったりもしていますが、まあそれは言っても詮ないこと。今シーズンはポポ将と共にボールを握った戦いをすると決めたんですからブレる事なく突き詰めて、最終節には今日のリベンジを果たして欲しいと思います。

ハイライト






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