J1第24節 vsFC東京 2-1 win(Home/ 2024.7.20@DAZN)

はじめに

ここ最近勝ちきれない試合が続き前節は横浜FMに1-4で大敗。衝撃的なニュースもあり嫌な流れの鹿島はホームにFC東京を迎えます。
FC東京は今シーズン既にルヴァン杯と天皇杯を敗退していますがリーグ戦では7位と中位につけています。
タイトル争いに踏み止まりたい鹿島と上位進出を狙うFC東京。どちらも絶対に勝ちたい試合となりました。

スタメン



(課金してないので相手のサブが置けない)
【FC東京サブ】
GK 1 児玉 剛
DF 3 森重 真人
DF 5 長友 佑都
MF 10 東 慶悟
MF 40 原川 力
FW 28 野澤 零温
FW 33 俵積田 晃太

前節1-4の敗戦だった鹿島ですがスタメンの変更は隼斗→チャッキーの1人のみ。いつもRSHの師岡をLSHにしてチャッキーはCFではなくRSHでの起用とし、ボランチの左右を入れ替えるなど若干の調整はありましたが大きな変更はありませんでした。前節、スコア的には大敗だったかもしれませんが内容はそれほど悪くなかったという判断なのだと思います。また、チャッキーがスタメンという事で2種登録の徳田くん、そして5日前にベルギーのOHルーヴェンから鹿島に復帰したばかりの健斗が早速ベンチ入りしました。

一方のFC東京は前節からスタメンを1人変更。五輪代表で離脱中のGK野澤大志ブランドンに代えて波多野を起用。他にも若干21歳にしてキャプテンを務めていた松木玖生が海外移籍、五輪代表で荒木遼太郎が離脱中のFC東京ですが、これを想定してマネジメントしてきたのか影響を最小限に留めてきました。

試合概要

鹿島は序盤から中央を閉めてから出ていくプレスと強度の高いネガトラでFC東京の攻撃に対抗します。これに対しFC東京はWG、特にLWGの遠藤渓太のドリブルでチャンスメイクを狙います。
スコアが動いたのは30分。FC東京のシュートを郁万がブロックしたところからロングカウンター発動。中央→左サイドとボールを運びクロス。師岡のシュートはブロックされるものの、こぼれ球を拾った名古が角度のないところからネットを揺らし、鹿島は先制に成功します。しかし41分、今度はFC東京のLWGの遠藤渓太がカウンターからドリブルでPA内に侵入し、切り返して打ったシュートがゴールへ。遠藤が切り返した際に濃野が足を踏まれたように見えましたがファウルとはならず、鹿島は前半のうちに同点に追いつかれてしまいます。

しかし後半先手を取ったのは鹿島。47分、LSB安西からの見事なサイドチェンジを受けた師岡が濃野へ落とすと濃野は内側に持ち出して中央の選手にパス。これはFC東京DFに阻まれるも、こぼれ球が再び濃野の元へ。濃野がこれを落ち着いて決め、鹿島は後半早々にリードを奪うことに成功します。その後同点に追いつこうと前線の圧力を強めるFC東京でしたが、鹿島は最後まで強度の落ちない守備とトランジションで対抗。73分にはベルギーのルーベンから1年半ぶりに復帰した健斗を投入するなどFC東京の攻撃を跳ね返し続け試合終了。2-1で勝利という結果となりました。

感想

1.後半落ちなくなってきた?

今日の試合、気温、湿度共にかなり厳しい環境だったと思うのですが、後半の最後まで強度がガクンと落ちる事なく戦えるようになってきたと感じました。今日の試合は全体を通して鹿島の方が攻守の切り替えの局面でFC東京を上回っていたと感じましたがスタッツを見ると走行距離などがそこまで多い訳でもなく、今日の試合などは対戦相手のFC東京よりも少ないくらいで、非常に効率よく戦えた印象でした。

チームが出来上がってきてプレスの掛けどころにメリハリを効かせられるようになって来た事、ブロックを組んだ相手からも点を獲れるという自信がついてきて縦に速い攻撃だけでなく後ろでゆっくり回しながら攻撃して休む時間を作れるようになった事、そのコントロールができる岳が復帰した事、今日の試合に関しては、終盤の苦しい時間に守備陣を引き締める事ができる健斗が復帰した事。色々な要因が良い方に働いて、少し大人の試合運びができるようになって来たのかな?と思います。

このまま90分間相手を圧倒するチームを目指して積み上げて行って欲しいと思います。

2.ジャッジに負けなかった

今日の失点シーンは濃野がFC東京の遠藤渓太に躱される際に足を踏まれているにも関わらず、ノーファウルでゴールが認められました。知念には不可解なイエローカードが提示され、次節出場停止となってしまいました。
前節のFマリノス戦のPK見逃し、ラストタッチ見逃しで取られたCKからの失点とジャッジで不利を受ける試合が続きますが、しっかりと抗議はしつつも戦うべき相手を見失う事なく勝ち切ってくれました。素晴らしかったと思います。

3.MOMは郁万

先制点の起点となるシュートブロックは差し引き2点分の価値があったと思います。試合を通して集中力を切らさずにDオリヴェイラをしっかりと抑え、CKからあわやというシュートも放ちました。今日の郁万は頼もしかった!

…健斗復帰の効果なのか、敵とはいえ小泉慶がいたからなのか?

4.徳田くん、次はゴールを!

短い出場時間でしたが、決定機を迎えました。
DFラインとの駆け引きからスルーパスを呼び込み抜け出すまでは非常にスムーズ。シュートは止められてしまいましたが、迫力のある身体つきといい、今後が楽しみな17歳だと思います。ゴールも近いうちに決めてくれるのではないでしょうか。

5.チャッキーが心配

スライディングの際にスパイクが芝に引っ掛かり足を痛めて前半11分で交代となってしまったチャッキー。非常に心配です。靭帯、アキレス腱などの怪我ではなく、軽傷であって欲しいと祈っています。

6.その他気になった選手など(濃野、早川)

濃野
ルーキーイヤーに6得点って、もう鹿島の新記録なんですよね?ヤナギや大迫も超えて?
恐るべきルーキー、恐るべきSBだと思います。

早川
4失点した前節からしっかりと切り替えました。
今日も一本危ないクロス対応がありましたが、技術はすぐには向上しません。その点はこれからもコツコツとやっていくしかありません。それよりもしっかりと切り替えて積極的にプレーができていた事を評価したいと思います。

まとめ

今節は良い内容での2-1勝利、岳の第一子誕生と健斗の復帰を勝利で飾る事ができました。他会場では町田、G大阪が敗れ、神戸が引き分けたため、鹿島は首位町田と勝点差5、2位G大阪と勝点で並び得失点差で3位と順位を上げ、良い雰囲気で中断期間を迎えます。
ブライトンとの親善試合もありますが、久々に時間を掛けて戦術の落とし込みができる貴重な時間。しっかりと戦力の底上げをし、中断明けにはニューヒーローが現れてくれる事を期待したいと思います。

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