J1第7節vs FC東京 0-2 lose(Away/ 2024.4.7@DAZN)


はじめに

激しい雨の中でのアウェイ福岡戦から中3日。鹿島はこの3日間はリカバリーを中心に調整してきたという事でした。怪我人などもあって若干手薄なボランチよりも後ろのメンバーを誤魔化しつつ、連敗は避けたい一戦です。

スタメン


(課金してないので相手のサブが置けない)
【FC東京サブ】
GK 13 波多野 豪
DF 3 森重 真人
DF 43 徳元 悠平
MF 17 寺山 翼
MF 40 原川 力
FW 22 遠藤 渓太
FW 70 ジャジャ シルバ

中3日の3連戦の3戦目。前節雨中のアウェイであまり良い試合ができずに福岡に敗れた鹿島。聖真、名古に代わって樋口、仲間がスタメンに。また、藤井がベンチに復帰し、期待の新加入、ラドミル・ミロサヴリェヴィッチ(ライコ)がベンチ入りし、名古、垣田がベンチから外れました。特に前節でどこか傷めたと噂の名古の状態が心配されます。
一方前節勝利のFC東京は、契約上の制限で鹿島戦に出場できないここまで6戦5発と絶好調の荒木遼太郎に代わって仲川がスタメン入り。また、RSBを中村→白井と、スタメン2人を替えてきました。

試合概要

前半は鹿島のペース。FC東京のプレス強度がそれほど高くなかった事もあり余裕を持ってボールを保持し押し込みますが、アタッキングサードでの精度を欠き決定的なチャンスとなったのは数えるほど。ペースを握りつつも0-0で試合を折り返します。
後半も同様の立ち上がりながら、55分、カウンターから仲川に一瞬の隙を突かれゴールを奪われると、試合は途端にFC東京ペースに。リードした事で元気になり、またやる事が「しっかりとブロックを組んで守備してカウンター」とはっきりしたFC東京の守備ブロックを鹿島はこじ開けられず、アディショナルタイムには自陣でのミスから原川に2点目を奪われ万事休す。0-2で試合終了し、鹿島は痛い連敗を喫する結果となってしまいました。

感想

1.獲れる時に獲らないと痛い目に遭う

失点してからの試合が不甲斐なく、終了間際の失点がそのイメージに拍車を掛けたせいで全然駄目な試合だったと感じがちですが、前半は鹿島の試合だったと思います。何の影響か分かりませんがFC東京の中盤のプレスは甘く、比較的オープンな展開の中でチャンスも多く作れていたと思います。その流れの中で得点が出来なかったのが敗けた大きな要因だと思います。流れが自分達にある内に得点しないと!

2.SHの選択は何故?

前半のLSH隼斗、RSHチャッキーについては、隼斗はLSHでの起用が多いし、チャッキーも本職はRSHらしいし、という事で理解はできます。ただ、隼斗に替えて藤井を投入してもLSH藤井、RSHチャッキーのままとしたのには疑問が残ります。このタイミングで鹿島ではやり慣れているLSHチャッキー、RSH藤井にすべきだったのではないかと思います。(結果論でもありますが…)その後、チャッキーを下げて松村を投入しても藤井はLSHのまま。右サイドを濃野+藤井としなかったのは何故なのか?私にはちょっと理由が分からない采配でした。

3.「錨を上げろ」が素晴らしかった

FC東京が音響を使いながら爆音で何か歌っているのに被せて鹿サポが歌う「錨を上げろ」に痺れました。しっかりと聞こえてましたよ!

4.その他気になった選手など

海舟
前節はハイリスク・ローリターンの、ゲインの低いチャレンジを選択しがちな印象でしたが、今節はハイリスク・ハイリターンな選択、リスクに見合うゲインが得られるチャレンジが出来ていたと思います。

安西
謎の体調不良から復帰してから中3日の連戦、しかも前節は体力の消耗の激しい豪雨の中での試合をこなし、正直コンディションが心配です。来週の京都戦までに上手く調整して欲しいと思います。

おしゃれフリック
個人的に、チャンスが少ない時に見せられる成功率の低いおしゃれフリックが嫌いでして…。あれ、何とかならないもんですかね…?

まとめ

前半の良い流れを掴みきれずに痛い連敗となってしまいました。今日勝点を落としたのは非常に悔しく痛いと思いますが、次の京都戦に向けて良い準備をし、勝利でこの嫌な流れを断ち切って欲しいと思います。

ハイライト






MATCH DAY


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