J1第28節 vs東京V 1-2 lose(Away/ 2024.8.25@BS松竹東急)



はじめに

※ショックの大きな配線で気力が沸かないので取り敢えず感想のみ。体裁は徐々に整える予定です。

直近の天皇杯では勝利したもののリーグ戦では2戦勝ちのない鹿島。首位追撃のために勝ちの欲しい今節の相手は東京Vです。東京Vはミッドウィークの天皇杯が無く、1週間ぶりの試合ということで準備万端、コンディション面では有利な一方、鹿島からレンタル中の染野、林、松村が起用できないという状況。鹿島はコンディションで上回られようとも現在なかなか得点が奪えずに中位で苦しむ東京V相手に勝点を取りこぼすわけには行きません。首位追撃のためには絶対に勝ちの欲しい試合となりました。

スタメン


(課金してないので相手のサブが置けない)
【東京Vサブ】
GK 21 長沢 祐弥D
F 2 深澤 大輝
MF 10 見木 友哉
MF 14 チアゴ アウベス
MF 33 松橋 優安
MF 40 新井 悠太
FW 27 山田 剛綺

鹿島は直近の天皇杯甲府戦からスタメンを5人変更。ターンオーバーした甲府戦から、リーグ前節の浦和戦のスタメンに戻してきました。ベンチメンバーは1人変更。徳田くんに代えて新加入のターレス ブレーネルが初のベンチ入りとなりました。
一方天皇杯は無かったものの、鹿島からレンタル中の染野、林、松村が起用できない東京Vはその3人に代えて千田海人、綱島悠斗、山見大登を起用。普段は染野が務めるシャドーの位置には山見が入り、松村が務めるWBの位置には前節RCBだった宮原和也をスライド。林と宮原の分空いたCBに千田、綱島を起用してきました。

試合概要

試合は鹿島が保持し、東京Vが固く守ってカウンターを狙う構図となりますが、狙った展開で試合ができたのは東京V。鹿島は東京Vの5-4のブロックを動かせずブロック内に上手く侵入できず、無理に差し込んだ縦パスや中途半端なパススピードになった横パスは東京Vに前向きにカットされ、勢いのあるカウンターを受けてしまいます。守っても、今日キレキレだった東京V山見にサイドを崩され何度もピンチを迎えます。すると63分、鹿島は東京Vに短いパスを繋がれ、鹿島の右サイドから左サイドに展開されます。左サイドのハーフスペース辺りで前線にに走り込む山見にスルーパスを出されるとこれを決め決められ先制されてしまいます。飲水タイム明けの75分には、東京Vのハーフウェーライン辺りからのFKを一度は跳ね返したものの2ndボールを拾われゴール前にパスを出されるとまたしても山見に決められ2失点目。何としても勝点の欲しい鹿島はその後攻勢を強め、90分に藤井が放ったシュートを東京Vの綱島悠斗がPA内で手で止めてPKとなるもカードは出ず。PKは優磨がきっちりと決めたたものの追撃はここまで。ここ最近勝てず中位で苦しんでいた東京V相手に1-2敗戦で勝点を落とすという悔しい結果となりました。

感想

1.閉塞感のある敗戦

夏場の中3日アウェイ連戦、暑さと疲労で強度も精度も落ちていく中、5-4のブロックを敷く相手を崩せず、守備の足が止まってきたところで失点しての敗戦。ポポ将のサッカーはコンパクトネスと守備の厳しさ・切り替えの速さ・縦への速さが必要で、守備の強度・寄せの速さ・リポジショニングの速さが必要だと思いますが、暑さと疲労で強度と速度が落ちてしまうと攻守共に苦しくなってしまいます。
しかし各試合のスタッツを見る限り、今のチームが暑い中でも連戦中でも強度を保てるようなフィジカルトレーニングをしているようには見えません。またポポ将はメンバーを固定しがちなことは周知の事実なので、連戦に対してターンオーバーなども期待出来ないでしょう。そして今までの試合前の監督コメントを見る限り、相手が5-4のブロックを組んで来ようがなんだろうが特別な手を打つのではなく「自分達のやるべき事のクオリティを上げる」という方向で対応する監督であることもまた周知の事実。つまりこの後も暫く続くであろう残暑、連戦、ドン引きの相手に対して特別な手は打たれないだろうという事を考えると、ちょっと閉塞感を感じます。せめて5-4ブロック攻略の狙い所をチームで共有するくらいはやって欲しいと思います。

2.濃野のフィニッシュに拘り過ぎ?

最近の試合では濃野はシュートを打とうとし過ぎている気がしますし、周りも濃野をフィニッシャーにしようとし過ぎている気がします。濃野はあくまでもSBで攻撃の最後の+1、という立ち位置のほうが相手にとっても怖いと思います。まずは守備から。

まとめ

非常に悔しく、閉塞感の漂う敗戦となりました。苦手な夏場、例年のように勝点を落とし、ズルズルと順位を下げて来てしまっています。あまり良い状態ではないですが、それでも首位と勝点差6の4位につけていられるのは幸運以外の何でもありません。
次は1週間後にアウェイでの京都戦で、その後はホーム広島戦までは2週間空きます。暑さも多少は和らぐでしょうし、新戦力の融合も進められるでしょう。広島戦からリフレッシュして首位を追撃するためにも、次の京都戦、何がなんでも勝点3を獲得して首位に喰らいついて行かなくてはなりません。次の京都戦が今シーズンの分水嶺になると個人的に思っているので、しっかりとコンディションを整え、準備して臨んで欲しいと思います。何としても勝つ!


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