見出し画像

カメラが欲しい - SONY α9

shot with SIGMA dp2 Quattro
20220506_DP2Q1211-21x9-sj9.jpg
ホームページインスタFlickrTwitter


2017年5月に登場したソニーのα9.αシリーズで初めて積層型CMOSセンサーを搭載し,アンチディストーションシャッターを実現させた動体撮影に強いミラーレス一眼として話題になった.

  ソニー「α9」、日本で5月26日発売。約50万円|デジカメWatch

その後2019年11月にα9 IIが,2021年3月にソニー最高峰のα1が発売されたことで9の製造は中止され,過去のモデルとなってしまった.2,420万画素と,現在ではありふれた画素数だが,強化されたAFシステム,ブラックアウトフリー,AE/AF追従で最高20コマ/秒の連写など,発表当時はまさにプロフェッショナルなカメラだった.だからこそ依然高い基礎体力を持つカメラだと思っている.

そのα9も発売から5年が経過し,今では中古市場で並品のボディーが20万円ちょっとで手に入る.50万円だったのが半値以下で買えるのだ.中古品としてもソニー製品にすれば破格の値段である.

ただスポーツ撮影に使われていたことが多いせいか,あまりきれいな個体は多くなさそう.しかし機械シャッターよりも電子シャッターをより多く使用していると思うので,メカ的にはそれほど劣化していないはず.またプロ仕様で登場しただけあって,α7なんかよりも元々の耐久性は高いと言えるだろう.

ところで先日はRX0について詳しく書いたが,基本的にソニーのカメラはあまり好きではない(笑).しかし腐ってもEマウントである.業界標準とも言って良いEマウント.なんせサードパーティーのレンズが数多い.数が多いということは,中古市場でも同様と考えられる.

さてこのα9,現在ではほとんど忘れられたような存在になっている.だからこそ今狙うべきカメラではないだろうか.健闘を祈る.



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?