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自己紹介 - 年収700万プログラマが生活保護受給者になるまで

はじめまして。
私は元プログラマで、現在は生活保護を受給しています。

IT業界は他業界と比べてうつ病の人が多い傾向にあります。
令和4年 労働安全衛生調査(実態調査)の図表データによると、情報通信業が飛び抜けてメンタルヘルス不調による休職・退職者が多いことがわかります。

第1表 過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1か月以上休業した労働者又は退職した労働者がいた事業所割合及び労働者割合

そのため、IT業界の方々は特に私のように働けなくなる可能性が高いと言えます。

本記事では、私が働き始めてから生活保護を受給するまでのことを書き記します。
次回以降は毎日行ったことを投稿していく予定です。

2020年 業務委託でWebエンジニアとして活動開始

私は高校生の頃から独学・趣味でプログラミングをしていたのですが、大学1年生の時に友人から業務委託で働かないかと誘われました。

当時の私は学科の授業に合わず、不登校気味になっていました。
そのため、この提案をチャンスだと思い受け入れました。
もし適性があれば、大学を中退して働き始めることが出来るからです。

アサインされた案件では、Goによるバックエンド実装とNuxt.jsによるフロントエンド実装の両方を任されました。
いわゆるフルスタックエンジニアというものです。
その案件で私はそれなりのパフォーマンスを出しました。
そこで自信を持った私は役員の方に正社員になりたいと申し出て、正社員として雇用されることが決まりました。
その後、年度末に大学を中退し東京に引っ越します。

2021~2022年 正社員として活動

正社員になってからも引き続きフロントエンドとバックエンドを往復していました。
しかし2022年初頃にうつ病の診断を受け、そこから恋愛関係のトラブルや親の過干渉などにより悪化し、年末頃にはオーバードーズ(以下OD)が常態化していました。
ODにより搬送されることも何度かあり、最終的に産業医から正社員を再開することは難しいという診断を受け、個人事業主として活動することとなりました。

2023年~2024年初 フリーランスとして活動するも…

とはいっても、うつ病は全然治ってません。
1ヶ月半程度の休職期間はありましたが、足りなかったみたいです。
パフォーマンスは最悪で、稼働できない日も多く、1年の契約満了のタイミングでさよならしました。

その後フリーランス向けのエージェントを使って別の会社で業務委託の仕事をさせて頂きましたが、それもうまくいかず。
これはどうしようもないなと感じ、生活保護を検討し始めました。

2024年 生活保護申請&受給開始

参考にしたサイトは以下の通りです。

  • 厚生労働省

  • 生活保護関連のNPO法人

  • note

インターネットで調べれば必要な知識は身につくので、良い時代だなと感じました。

フミダンというサイトで生活保護の申請に必要な書類を用意して区役所に向かうと、案外すんなり申請を受理して頂けました。
それから2週間後には受給が開始され、申請日から月末までの保護費を頂きました。
これでようやくうつ病の治療に専念できる…とほっとしました。
ストレスもだいぶ減ったので、ODもしなくなりました。
月1くらいでたまにしてしまう日はありますが…。

これは後日知ったのですが、なまほしちゃんというVTuberがいて、生活保護VTuberとして知られていますが、現在はVTuber活動で脱生活保護された方です。
そんな彼女は生活保護に関する無料記事を公開されていて、とてもわかりやすく書かれています。
一時期深層組の配信やアーカイブは見ていたのですが、この記事の存在は知りませんでした。
とても有用な情報ですので、リンクを掲載させて頂きます。

まとめ

そんなこんなでキラキラエンジニアからうつ病生保受給者になりました。

今後は軽めにWeb開発をやりながら、うつ病寛解とエンジニア復帰を目指してゆったり生活していきたいと考えています。

もしこの記事が役に立った、面白かったと感じて頂けましたら、スキの方をよろしくお願いします。

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