昔はこれでも声優さんのラジオを聴いていたのに。

自分が癒されるために書く。
仕事終わりに、いつもより早く出た。
月曜日ということもあるけれど、最近読んでいる本『will power』に影響を受けて、意志力ということを考えている。

僕は大学の時に意志なるものをこきおろしていた。
意志なんてないんじゃと結構本気で思っていた。今も思っている。
さらに〇〇力という言葉が嫌いだ。女子力とか、語彙力(語彙の豊かさでいいじゃないかと思っていた)とか。
ここにきて、意志力なんて僕の唾棄すべきワードの組み合わせだ。
しかし、思うに唾棄すべきだと感じることというのは、何も感じないことやなんとなくいいなと思っているものよりも、むしろ自分のことについて教えてくれることが多い気がする。もちろんその唾棄すべきことと和解することができれば僕自身が変化する。変化するというのも良い方向に変化するわけじゃないのだけれど。

意志力というのはすごい簡単に言うとMPみたいなものだ。
使うとなくなる。しかし、休んだりなんか食べたら回復する。
しかも、使えば使うほどそのキャパシティは増える。筋肉にたとえられていた。
なるほど、と思った。
朝は意志力が豊富で、夜は意志力が弱い。というのがアメリカの元知事の例えで説明されていた。
これもまたなるほどと思った。
自分の限界というものは確かにあるが、その限界とうまく付き合っていく必要がある。上手に付き合えたらその限界がほんのちょっと成長するかもしれない。
そういう励ましを得られただけでもこの本を読んでよかった。
もともとブックカタリストというポッドキャストで紹介されていたので、読んでみたかった。
ブックカタリストの本はだいたい聞いてからその本を入手して読むという当たり前の流れだったけれど、今回はネタバレ対策のために本編を聞かずに本を手に入れて読んだ。
kindleでなかったので、しかたなくアマゾンで購入した。中古しか売っていなかったので少し高くついた。届いた本ももちろん綺麗な状態ではなかった。
しかし、読んでみると面白い。一応一度読み終わってから、また読み直そうと思いつつ、ポッドキャストを聞いてみた。
ブックカタリストというのは男性二人がお互いに面白かった本を面白そうに紹介するポッドキャストだ。
ごりゅごさんという方が紹介していた。
ごりゅごさんは電子書籍派らしい。しかし、『will power』は電子書籍がない、という話をしていた。うんうんと聞きながら花壇に水をやっていた。
すると、とても当たり前のことなのだけれど、図書館を利用した、と言っていた。
僕はなぜ図書館を利用しなかったのだろう。
少し田舎だということもある。近くの市立図書館は蔵書が少ないということもある。
けれどもこれからは図書館で検索位は書けようと思う。
このように、人間の習慣を変える力を持っているポッドキャスト、それがブックカタリストである。

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