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浦幌町の子どもたちのために

地方移住

ここ1年で多くの人たちが耳にし、身近に感じてきたワードではないか?
都心で働いている人も、リモートワークへの移行によって、郊外や地方へ移住していく動きも、よくTVなどで目にするようになった。
このように都心での仕事をベースとした移住もあれば、
地域おこし協力隊という、”地域に根付いた産業”を生み出す移住もある。

株式会社ciokayの代表である森 健太さんは地方移住を決めた1人。
ー2016年大学卒業後、浦幌町地域おこし協力隊として浦幌町に移住。うらほろスタイル推進地域協議会「若者のしごと創造事業」担当として、ハマナスを使った商品開発や、高校生向けの職業体験事業をするなど、地域の活性化に取組んでいる。2017年より、株式会社ciokay代表取締役に就任。
(ホームページより引用)

以前、社会派化粧品協同組合のオンラインイベントにて実際に森さんとお話をする機会があり、オーガニックコスメブランド rosa rugosaの制作背景を教えて頂いた。

アイデアは地元の子どもたち

rosa rugosaが誕生するきっかけになったのは、地元の中学生のアイデアだった。
「町の花である、「ハマナス」を使った化粧品を作りたい」
「お母さんたちがキレイになるものを作りたい」
そんな思いからアイデアが形になり、コスメが誕生した。
さらにパッケージデザインは、浦幌町に住む親子のみなさんが写生会でハマナスを描いたものから採用している。
「浦幌町の皆さんと作っています!」
そう話す森さんの表情からは、”浦幌町愛”が滲み出ていた。

目的は子どもたちの未来に繋がる機会を創ること

こんな素敵なブランドが作れたら、次のブランドを作りたいという思いにならないのだろうか?
「子どもたちが、夢と希望を抱ける町を目指したいです」
森さんの目的は、コスメ作りではなく、子どもたちが浦幌町で働けること。
人口減少・高齢化が進む地域は、若者が地元で働くことができないという背景がある。
地元が好きな子どもたちが地元で働けることが、地域の活性化につながるということを森さんは考え、今の活動に至っている。


社会人になると同時に移住を決断され、1人の男性が町おこしに奮闘される姿が、
オーガニックコスメから見ることができた。
森さんは私とほぼ同世代。
同世代だからこそ応援したいという気持ちも出てくるのだと思う。


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#北海道
#エシカル
#socialgood


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