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言葉の話


先日のこと。朝目覚めて、まずふとんにくるまったままTwitterをチェックした。この日は好きなアイドルが載る雑誌の発売日で、検索したらすぐに画像が出てきた(とても良くない状況、しかも早すぎてびびった)。ご丁寧にスキャンされた画像なのか、めちゃくちゃ綺麗でインタビューまで読めてしまい、その内容と写真を見て買うか迷いながらしばらくごろごろしていた。

その人はあるグループに所属していて、所謂担当ではないのだけど、最近特にハマっている人。

ぼーっとしながら、好きだけど、やっぱり求めていることとちょっとズレてることが多いなあと思った。

喋っていることに関してあんまりグッと来なくて。でも別にそれは悪いことではないし、相手は人間で、こちらの願望を再現してくれるわけではない。

正直同じグループの担当でも、何言ってるんだろう…なぜそんなことを言う…と思ってしまうことはあるけど、結構良いことも言ってると私は思っている。好きになったから良いように捉えがちな部分もあるかもしれないけど、追いかけようと決める時はいつも言葉に影響されている気がする。だから何かしら胸に刺さる言葉があって、それが積み重なってだんだん決意を固めていくと言うか。私はアイドルを好きになる上で顔や見た目をかなり重視している人間だけど、それでも言葉は大事だなと感じる。

そしてそれが続くか幻滅するか、他でリカバリーできるか、タイミングも大事だし、いろいろな要素が噛み合わさっているんだと思う。好きでいるうちに偶像化が進んで、理想の欲が出てきたとしてもあくまで自分の妄想の中の話。完璧を求めているわけではないけど理想とあまりにずれてきたら離れることだってあるし、現実の虚像も愛おしいと思えればずっと好きなことだってある。例え嘘を言っていてもこちらは分かりかねるし、自分が信じたいものを信じるのみ。選ぶのも自分だ。


まあ今のところ、妄想の中にいる彼が理想になりすぎて、ギャップが埋まらないんだと思う。こういう歯痒さも嫌いじゃないけど、



ちなみに実際に本誌も見て、写真に関しては好みとは少し違うのもあったし、最後のページはあまり盛れていないような気がしたけど、前半が最高すぎて結局買った。かっこよかった、ずるい。

写真代に使わせていただきます。