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理想の家を作る 平屋を購入しました。

家を買う。

それは、人生の一代プロジェクト。

理想の家を求めて、悩み抜きました。


平屋を購入しました。

去年の夏に、しれっとマイホームの平屋を購入しました。マイホームと言うと、聞こえはいいですが、新築や建売ではなく、あえての中古物件です。

なぜ中古物件かというと、理想の家を求めると金額がとんでもないことになるためです。

ぼくはずっと、注文住宅に憧れがあり自分たちで、ああでもないこうでもないと、会議する光景に心躍らせていました。
「やっぱ男なら、新築でおっきい家に住みたい!」と考えるのではないでしょうか?

しかし、非情にも最後はお金が物を言うので
「家を買うってすごいことだなぁ。」と痛感しました。

①中古物件に可能性を感じた

すでに上で述べましたが、注文住宅に憧れがあったのに、中古物件を購入しました。
それは、理想の家を求めると、とんでもない金額になって現実的にキツいから。

とは言え、妥協して購入したわけではありません。この中古物件に可能性を感じたから、購入に踏み切りました。

なぜなら、ぼくの理想の条件を、既に充分備えていたからです。

立地条件、平屋、広い庭、歩いて15分以内に小学校や中学校があるから子どもも安心...

全て兼ね備えていたので、運命を感じました。
しかし、ぼくの謎のポリシーである『家買うなら中古以外の新築』という概念が邪魔をします。

結局、自分で掲げた意味不明なポリシーはあっさりと脇道に捨てて、中古物件を購入しました。

そして、

この中古物件を
リノベーションで生まれ変わらせます。

ぼくが、中古物件に可能性を感じた最大の理由。それは、
リノベーションができて、低価格で限りなく理想の家に近付けることができる。
これに尽きます。

新築ですと、ハウスメーカーさんにこちらの理想の条件を提示すると、必ず予算オーバーになります。かと言って妥協もしたくない。

そこで、リノベーション。
ぼくにとってこのシステムは、渡りに船でした。

既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり付加価値を与えることである。
Wikipediaより

上記の通り、リノベーションは
中古物件を解体し、新しく命を吹き込みます。
それを、将来子どもに譲るも良し、売りに出すも良し、住み続けるも良し。
なんかロマンに満ち溢れていませんか?

②平屋にした理由

ぼくはずっと、家を買うなら平屋がいい、と考えていました。
なぜなら、階段がないから掃除が楽。

ぼくは掃除に、時間や体力を奪われたくないので、できるだけサボりたい。
サボりたいけど、家の中は綺麗な状態を維持したい。
だから、平屋にしました。
詰まるところ、「平屋って最近流行ってるし、なんかおしゃれやん?」という下心が決定打ですね。

平屋って、昔は土地が広くないと建てることができなかったので、平屋=金持ちの家、というイメージが頭にありました。

この響きは、ぼくの承認欲を満たすには充分でした。

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③リノベーションの魅力

リノベーションの魅力。それは、

持ち主の歩んだ歴史を引き継いで、次世代に繋ぐことができる。

前の持ち主の、アルバムを見ているような感覚です。
古い家を取り壊してしまうより、新しく生まれ変わらせたほうが、家も喜んでくれるはず。

昔はここでどうやって生活していたんだろう?

犬もいたのかな? 子どもと遊んでいたのかな?

前の持ち主の記憶に、憑依するというか。
想いを馳せながら、ぼくだちが暮らしていく。
そんな生活も悪くないな、と。

だからぼくたちは、リノベーションという選択肢を取りました。
新築がいい!という気持ちのまま進行していたら、今のような考えには至っていません。
自分の気持ちに折り合いをつけることによって、得られた産物です。

この気持ちを大事にしていけば、いつでも優しくいられる気がします。


なまけもののひとりごと

家を買う。
それは、人生の一代プロジェクト。

この選択に後悔はないし、むしろ、こっちの道で良かった。
そんなことを考えながら、家は着々と完成に近付き、大工さんが家に新しい表情を作ってくれています。

住んでいないのに、もう愛着すら湧いてくる。
それが、リノベーションの最たる魅力なのかもしれない。

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