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10,000回もの感謝の言葉をいただく仕事とは?【240目】

昨夜、ご一緒させていただいた
引越し会社の社長さん。

創業5年、30代で60名もの
社員を持つ会社へと成長。

友達から引越しの相談を受け、
割安で手伝ったのがきっかけ。

その友達は、
泣いて喜んでいたとのこと。

そこから、
年に1度くらいは
こういうのもいいなと
思ったようです。

その事をブログに書くと、
ぽつりぽつりと問い合わせが
あったと言います。

記事を書き続ける事で、
検索順位も上がり
問い合わせが一気に増え
起業することに。

今や10箇所以上の営業所と、
年間1万件もの数をこなす。

それを聞いて、

私は、

「年間、1万回ものありがとう
をいただけるのですね?」

と会話を楽しみました。

同時にこれこそが、
仕事の本質とも思いました。

お客様からの感謝の数は
売上に比例する。

そして、

私自身の仕事は、
どれだけの「ありがとう」を
いただけているのか?

振り返ると、
受注→納品 だと
感謝感激レベルはそうそう
高くはありません。

一緒に作品を作り上げた
ような感覚で、どちらかと言えば
「お祝い」「打ち上げ」てきな
流れになる事が多いように思います。

弊社がメインとする
ホームページや動画制作。

これらは、
マイホーム建築(購入)と
似た感じで所有物に近いです。

こだわりの数だけ値段は
いくらでもハネ上がるし、
逆もしかり。

また、納品(公開)した
直後から売上倍増となるのは
難しい話。

仮にそうであれば
商売楽勝です。

公開してからが
スタートなのです。

また、

制作物は知ってもらってナンボ。

そこを狙って、
SNS代行やSEO代行会社から
バンバン営業が来る。

そうだ!認知度の向上だ!と、
さらに広告費が嵩む。

では、

広告費をかければ
青天井でモノが売れるかと
いえばそんな訳もなく。

採用に関しても同じ事が
言えます。

さらには、

制作費や代行費を安く
押さえようとすると
泣かず飛ばず。

経験上、やはり
ドン!と一気に畳み掛ける
会社がシェアを取るように
思います。

それはさておき、
私たちが最も高レベルの
「ありがとう」を
いただけるのは・・・

メールが送れない、
ネットが繋がらない、
PCが起動しない、
データを取り出したい、
エクセルがワードが〜
プリンターがモニターが〜
ウイルスが・・・
などなどの時。
(頻繁に起こる事ではありませんが)

つまり、

困った!今すぐどうにかしたい!
を解決した時なのです。

でもこれらが
メインサービスでは無い
ところが難しい。。

なので、

提供するサービスを
根本的に変えるのでは無く、

提供するサービスの中で、
困った!今すぐどうにかしたい!
が隠れていないのかを探す。

これは、

受注→納品 の流れの中で
「→」この部分に隠れていると
思います。

「→」の部分は、ただ単に
物を作る時間だけではなく、
ドラマが必要ではないでしょうか。

お客様とのやり取りの中に
隠れているモノ。

難しいようで意外と簡単な事
かもしれませんね。

明確に言語化できていない、
もしくは、仕組化できていない
だけの話かも。

メールや電話対応はじめ、
進め方、資料作り、サプライズ
などなどの「いつも通り」に、

「意外性」と「感動」を
加えたバージョンアップが
必要なのでは!?

そうする事で実は、
困っていた!どうにかしたかった!
という潜在的ニーズを拾えるように
なるのかもと思いました。

受注→納品 の流れが
ある程度、出来上がっている
ために気付きにくいのか!?

だからこその
「いつも通り」な現状。

「ありがとう」を
1万回いただけるヒントを
見つけるために、

一度流れを分解してみようと
思った次第です。

ありがとうございました。

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