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無いものねだりか、ただ単に欲を掻いているだけのか。【207目】

宮古島に対して、

「こんなに多くの観光客が来て、
コンテンツもたくさんあって、
地域商品も売れている。

これ以上、何を求めているのか?

他の地域はどうやって
人を呼ぶかに悩んでいる」

と言った意見をいただきました。

昨夜は東京から17名を
迎えての意見交換会。

その中で出た意見のひとつ。

キツい表現ではなく、
笑いあり冗談ありの空気感。

そして、最後に

「最終的には、島に住む人たちが
どうしたいのか方向性を決めた方が
良いのではないか!?

自然や文化を守りたいのか、
観光でがっつり稼ぐのか」

と。

そ・・・そうなんです。
まさに仰るとおり。
貴重な意見をいただけました。

そして、

これは、個人や会社(組織)に
とっても同じ事が言えますね。

1人ひとりがバラバラな
理想ではまとまる訳もなく。

発信力もなければ、
伝わるものも伝わらない。

また、

課題や問題と捉えている事が、
無いものねだりなのか、
欲を掻いているのか。

そう考えさせられました。

無いものねだり
欲を掻く

だと、抽象過ぎて
言葉だけの欲求だけで
終わってしまいそうです。

行動に移そうにも、
具体案ありきの計画では
無いのでなかなか進まない。

ですので、

「今」の状態を細部まで
理解すること。

知らなければ、
改善も何もありませんので。

健康診断で悪い部分を
指摘されて初めて行動に
移すのと同じような事。

そうして初めて、

「どうありたい」から
「何を望む」のかを考える。

この一連の流れを
明確に定める事が
非常に大事です。

そう考えると、
第三者からの意見はとても
貴重になります。

ただし、玉石混合でもあり
真に受けるのは要注意。

お菓子をあげるからついておいで!

など、甘い声掛けは腐るほどあるので。

自分の行動によって、
相手に利益が発生するなら
自分自身の勘所が全て。
(勉強不足も経験不足も含めて)

逆に、

他人は絶対に信用しない!
というスタンスで、
斜に構えると、人との距離は
縮まる事はないでしょう。

騙されないためには、
人の行動に対して「そもそも何故」と
いう疑問を持つところからだと
思います。

そもそも何故「お菓子?」であり、
何故「無料?」、「ついていく?」、
そもそも何故「私」なのかである。

相手にとって利益が
発生する可能性がないなら、

真剣に耳を傾け、
考察する価値はあります。

この場合は、
自分自身に対しての
「そもそも何故」を発動。

いずれにせよ、
他責はNGであり、
自分自身が納得するまで
考え尽くさなくては
なりません。

誰も答えは持っていないので。

何度も何度も思考のループを
繰り返す事で、1本柱となるのでは
ないでしょうか。

その極太1本柱でなければ、
課題や問題は解決できないと認識し、
考え尽くしてみようと思います。

ありがとうございました。

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