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人生は一瞬。最高も最悪も操縦できるが、超最悪は運。【224目】

ヘリ墜落事故の区切り。

昨日、遺族と関係者のみで
行われたお別れ会(葬送式)。

各々のお別れの言葉に涙が
止まりませんでした。

「島民の盾となるは我らをおいて
代わる者なし」
(この時に初めて知った、
隊の斯くあるべしの一文)

この気概を持ち、努めていたことに
心からの敬意と感謝の意を表します。

解決する事のない「何故」を
残したままのお別れ。

しかし、
前進するしかない現状。

複雑ながらも、
私自身の生き方も
考えさせられる時間でした。

また、

一昨日には同級生が
突然のお別れ。

そこまで親しき仲ではありませんが、
「島で一番の会社にする!」と
熱意と行動力のある経営者でした。

ほんと人生は一瞬であり、
コントロールできる事と
できない事があります。

多分、

人生における、
最高と最悪な状態は
コントロールできます。

最高を作るには、
しっかりとした計画の元に動く。

最悪を作るには、
簡単過ぎて言わずもがな。

ようは、頑張るか頑張らないか。

ただ、

超最悪・・・つまり、
不慮の事故は防ぎようが
ありません。

これはもう運としか
言えないでしょう。

逆に言えば、

不慮の事故は起こり得るとして、
物事を進めた方が
良いかもと思ったほどです。

年齢的にもその段階に
来たなと思いました。

そうなると、

1日を全力で生きよう!と
考えがちです。

良く言われる言葉でも
ありますが、
どうも生ぬるい。

全力になる理由を突き詰めると
曖昧である場合が多いように
思うからです。

そもそも全力というワードに
具体性がないのもひとつ。

なので、結果として
「何となく全力」になるのです。

何をどう全力にするのか。

冒頭に書いた、

「島民の盾となるは我らをおいて
代わる者なし」

のような、自分自身と会社の
「斯くあるべし(かくあるべし)」
※こうあるべき
を決める事が重要だと思いました。

ミッション、ビジョンと
何ら変わらないではないか!?

と思われますが、
日本語がしっくりくる。

かと言って使命や理念も
ヌルヌルした感じ。

ここまで来ると、
個人的な好みかも知れませんが。

どうも私は武士道的な言い回しが
心震えます。

なぜなら、「命」かけての
言葉だと感じられるからです。

ここ2日の「お別れ」で
感じた命の意味と生き方。

「斯くあるべし」のもとに
行動しながら、

日々決断を繰り返し、
「斯くある上」
(こうなってしまった以上)
の状況を自ら作り歩み続ける。

ただし、

自分自身の決め事に苦しみ、
精神的にヤラれてしまうと
意味がありません。

なので、

作り上げた状況のなかに
楽しみを見つける事も大切。

終活ではありませんが、
命と生き方をリアルに感じ、

新たな行動指針を
考えさせられました。

ありがとうございました。

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