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##05 メモの残し方

noteを始めて1年経ったことを今知った。
なかなか文章にすることができなくてメモだけが増えるばかりで…
書きたくならないと書けないし、吐き出さないとやってられないのに書けないし、というどうしようもない問題に翻弄されて全然自分をコントロールできてない…。それでもこの1年は自分とそれなりに向き合ってきたつもり。メモが溜まってるのがその証拠、だと思う!!(笑)


メモといえば他の人はいつも文章にする時どうやって残してるのだろう?私のメモは前回紹介したmuute-ミュート-に全て入っている。当たり前のように文字を打って。でもそれが弊害になってたことに気づいた。なぜかというと、後で見返したときに見やすいように、とか文章として成り立つように書かないと、とか思ってしまって、綺麗に書こうとし過ぎてしまうから。

そうするとどうなるかというと、本当に思ってることから段々と逸れていく。別に誰が見るわけでもない自分だけのメモなのに、自分にすら自分をよく見せようとする。本当はダメダメな感情を吐き出したいのに、どこか希望を持った頑張ろうとしてます私!みたいな文章になってしまって、何でこんなところでまで偽ろうとしてるんだろうって情けなくなる。

確かに書いてる途中でマイナスな感情に飽きてきて、プラスなことを言いたくなるってことはある。でも話の構成的に「こういうことで悩んでるんだけど、こういうふうにやってみればできるようになるよね」とか「今こういう感情なんだけど考えかたによってはこうも言えるから大丈夫」とか「壁を乗り越えてハッピー」になるような構成にしたがる節がある。

それは多分今までの人生で、できるかわからんけど頑張ります、やります、やってのけます私なら的なことを言ってきたことも少し影響があるのかもしれない。「できない」「私には無理」という言葉を吐くことを許されてこなかった。文章を書く時っていつも誰かが見る前提で書いてきたから自分のことをすごくよく見せようとしてしまう。それがすごく嫌で。文章を書くこと自体はとても好きな行為なのに、偽ってしまう自分が嫌い。だから書きたくない。

せっかく残したメモも見返したときにピントこない。こんなこと思ってたっけ?って自分のことのように思えない。そうすると何のためにやってるのか、もうメモを残すことが意味のない行為に思えてしまってそれすらやらなくなってくる。それだけ自分と向き合う機会が減る。

で、ここからが本題で、(前置きが長過ぎてごめんなさい)
その悩みを友人に相談したら「音声入力がいいよ」とのこと。確かに私の最大のストレス解消法は独り言と言っても過言ではない(笑)とにかく思ったことを誰かに話してる前提でつらつらと噛むこともなくそれは延々と喋り続ける。側から見たら間違いなく変人。だけどこれが私には1番有効な解消法で。人に話したらスッキリするあれと同じなんだと思う。

1人っきりの部屋でやってるから誰からも反応はないし、反論もされなければ共感もされない自分だけの討論会(笑)討論と言うからには自分からの反論は出てきたりするわけであーでもないこーでもない、とか言いながらつらつら喋ってる。でもこれが自分の想像もしてなかった本音が出てくるから面白い。私ってこう思ってたんだ、とかモヤモヤの正体はこれだったんだ、とかいろんな例えを出して説明するから、自分の気持ちを解明するのにピッタリなのだ。

で、これを友人が言うにはそのままメモとして残してる、と。でもそんなことしたら膨大な文字数になるし、あーとかうーとか無駄な音声が入ったり、おんなじこと何度も言ってたりして大変なことになるじゃん!って言ったのだけど、それが面白いんだよ、いいからやってみ!と言われてしまった。

で、やってみた。ら、面白い。何が面白いって書き言葉と話し言葉の違いが1番大きいと思う。確かに途中何言ってるか分からない時もあるけど、一生懸命説明しようとしてる感じに好感が持てる(笑)そして1番は嘘がない。本音だけ。少しでも思ってることと違う言葉が出たと思ったら訂正が入る。「いやこう言うことが言いたいんじゃなくて」とか「もっといい言葉ないかな」とか、より自分の思考に近い言葉を探そうとする。

その良さが1番出る時は、後から見返した時。入れたその瞬間は何だか疲れてるから全然読まないんだけど(笑)日が経って読み返した時にその時の心情がリアルに思い出せる。あーそうだった、こんなこと思ってたんだ、こう考えてたんだ、って。しかも本音しかないから、何かしらでた結論に説得力がある。確かにこの結論が出たのもこう考えてたんだから納得せざるを得ない、とか、過去の自分が言ってるんだからやるしかない、とか(笑)

当たり前のことかと思われるかもだけど、これが書いて残したものだと信用できない。書いてる時点で既に偽りの言葉だから。確かに先も言ったように話し言葉は文字数が膨大で、いずれ文章にするとなるとまとめるのが大変ではある。でもよりリアルに思い出せるから、意外と書きやすい。実は今書いてるこれも話して残したメモだ。

言うほどうまくまとめられてないかもしれないけれど、言いたいことは言った!的なスッキリ感がある(笑)どうせ誰かのためとか言いながら自分のために書いてるのだ。自分がスッキリしないと意味がない。

と言うわけで1年経っても片手ほどしか書けてないnoteもこの方法だと書ける気がした今日この頃。続ける希望が持てたところで終わりにしようと思う。またすぐ来ます!

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