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【シネマレビュ―】アレな父ちゃんとスーパーキッズ達のロードムービー「はじまりへの旅」

今回は「はじまりへの旅」を観たのでレビューするよ。

ーあらすじー
現代社会から切り離されたアメリカ北西部の森で、独自の教育方針に基づいて6人の子どもを育てる父親ベン・キャッシュ。数学、哲学、物理学、社会学、医学、サバイバル、肉体の鍛錬等々本と実践を通して息子と娘に教えていきます。
そして皆アスリート並みの体力を持ち、6カ国語を操るスーパーキッズへと成長。躁鬱だった母ちゃんの葬儀というイベントで初めて街に行くことで色々と壁にぶち当たります。

生き残るうえで必要なスキルって…

コロナだ、地震だ、インフレだって不安になる話題を聞かない日はないですよね。
じゃあ究極生き残るために必要なスキルって何なの?てときにキツネは「サバイバルスキルだな」と思ったわけですが、そんな考えを具現化したかのような教育をするファミリーのお話でございました。

スーパーファミリーだけど、ちょっと変

数学、哲学、物理学、社会学、医学、サバイバル、肉体にも恵まれた子供たちを見ると「なんだこいつらすげえ。羨ましいなあ。」と思うばかりなのですが、母親の葬儀というイベントで街に出た彼らを見るとガラリと印象が変わります。
子供たちは、街で遭遇する太った人達、馬鹿な子供、噛み合わない会話に「?」状態。最初は周りが「変」だと思っていたのですが、次第に自分たちが「変」で、周囲から奇異の目で見られていることに気が付きます。

家族が変わってることに前から気付いていた息子たち

長男は成人に近いため母の葬儀前から定期的に父親と街に出ていたため家族と世間のズレに関しては既に気付いていましたが、父親のことも尊敬していたのか論破できないと諦めていたのか、反抗することはありませんでした。しかしこっそり受けていた大学の試験に受かったことによって父親と話す覚悟を決めます。次男はまだ幼いですが母親が精神不安定で街の病院に入院する時から父親の異常性を疑っており、所々反抗的な態度をとっています。

息子たちの決死の反抗も空しく、父ちゃんは冷静に対応します。

父親を論破できない息子たちは「ぐぬぬ…」状態です。
てか長男「1917」の主役じゃん。

母ちゃんの実家が太かった

そんなこんなで街に出て、母親の両親宅まで来た一行。
実はお母ちゃんの実家は豪邸で、父親が大っ嫌いなクリスチャンでした。
おじいちゃんもおばあちゃんも孫たちは可愛いのでウェルカムですが、父親はちょっとアレだし、父親のせいで娘はちょっとおかしくなったとも思ってるので特におじいちゃんは塩対応です。

果たして家族はどうなってしまうのか…。結末は是非映画で確認してください!2021年2月15日時点ではAmazonPrimeで観ることができました~


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