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笑いへ道のりも楽じゃない

自分にユーモアがあったら。
頭の回転がもう少し速かったら。
世界は変わったのだろうか。


自分は基本的にふざけた人間である。
そう言うと語弊があるかもしれない。

自分はくだらない事が好きである。
こう言った方が適切かもしれない。

意味のないことをそれっぽく。
オヤジギャグ。
変な例え。

そういう事を考えるのが好きだし、
場所が場所なら口に出す。

気難しいことよりも楽しいこと。
重いことよりも軽いこと。
その方が自分もハッピーだし、
その場にいる他の人もハッピーだろう。

心のどこかでそう思っている。

しかし、自分を満足させるのは簡単でも、
他の人にひと笑いを提供するのは難しい。
人はそれぞれ考え方が違う。
持っている知識も違う。

だから、相手が知らないことを口に出しても、
相手はちんぷんかんぷん。
仮に相手が知っていたとしても、
それを面白いと思うかは別の話だ。

人を笑わせるのって難しい。
相手のバックボーンを見極めつつ、
場面や状況から最適なワードを導き出す。

そのプロセスはさながら研究発表のようだ。
(当然、発表内容は学術研究のような難解で胃もたれするような重いものではないが)

ともかく、人が笑うのには理由がある。
その理由を理解し、それを上手く使う。
そうすれば人は笑う。

人を笑わせるためにも研究が必要。
立派な学問ではないか。

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