セルフカットへの道のり第一歩

やってみたら意外といけるかもしれない。
いや、でもまだまだ練習が必要だ。

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自分は散髪の時に美容室や理容室に行かない。
ありがたいことに妻が切ってくれる。
というより、頼んで切ってもらっているのだが。

いつも仕上がりには満足している。
しかし、いつまでも切ってもらうのもどうかと思い始めた。
上手に切ってくれるとはいえ、プロではない。
慣れない作業は時間もかかるし、疲れることだろう。
いつまでも労力をかけるわけにはいかない。

それに、自分で切ってみたいとも思っていた。
いわゆるセルフカットというやつ。
後ろとサイドはバリカンだし、いけるのでは？
そう思っていた。

そこで、試しに自分でやってみた。
まずはバリカンの動かし方の確認から。
サイドはまだしも後ろをバリカンで刈る動きは未知である。
いきなり本番をして事故ったら目も当てられない。
電源を入れずにバリカンを後頭部に当てて動かしてみる。

案の定、これが難しい。
合わせ鏡越しにバリカンを動かす。
意図する方向、角度に動かすのは頭がこんがらがる。
初めてバック駐車をした時のような感覚。
どちらにハンドルを切れば思う方向に方向転換できるのか。
最初はわからないあの感覚である。

とは言え、難しい難しい言っていても埒が明かない。
いっちゃえ！
とりあえず電源を点けて刈ってみた。

すると、案外いける。
刈る範囲も狭めに設定していたので、
失敗のリスクも小さい。
しかし、耳の後ろは難関だった。
見辛いうえに、耳が邪魔でバリカンが動かしづらい。

これはまだまだ練習が必要である。
今回は調整や仕上げを妻にやってもらった。

独り立ちまでの道のりは長そうである。