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ここにも同業者

人は周りとの間に、
共通点や似ている何かを見つけると嬉しい。
安心する。

・誕生日が同じ
・食の好みが似ている
・共通の趣味がある

どれも些細なことであるが、
人と通じ合っているように感じたり、
自分の感覚が認められているように思える。

知り合って間もない相手であっても、
これら共通項が見つかるだけで距離は縮まる。

私の場合、
街中で人との共通項を勝手に見つけて、
勝手に喜んでいることが多い。

まずは、着ている服である。
自分が好んでいるのはハイブランドでもない、
ありきたりな服である。

だから街中で同じ服を見かけることも少なくない。
とはいえ、自分の好みは間違っていないと感じ、
どこか心躍る。

そして、私が最も過剰に反応するのは車である。

現在、とあるコンパクトカーに乗っているが、
同じ車種を街中で見かけると嬉しい。
特にマイカーと同じ型、同じカラーを見つけると、
テンション爆上がりである。

いつしか、
意図的に同車種・型・色の車を探すようになり、
見つけた暁には、それを同業者と呼ぶようになった。

今回の外出では計何台同業者を見つけた
対向車線2台連続同業者だ

お気に入りのマイカーと同じ車を乗っている。
それだけで同志であり同業者である。


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