パンドラの箱を開けてしまったかもしれない

作業も進まないし、なにがなんだか訳もわからないし。
実に面白い。

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最近、カメラレンズを直すことを目標としている。

目的のレンズを素人がいきなり直せるとも思っていない。
まずはカメラレンズの分解方法を学ぶ必要がある。
そこで、手頃なジャンクレンズを購入して、バラすことに。

もちろんカメラレンズを分解した経験などない。
右も左もわからない。
だからこそのジャンクレンズである。
とにかくいじり倒してみよう。

早速、バラし始めてみた。
するといきなり問題が発生。
ネジが回らない…

古そうなレンズだからか。
ネジががっちがちなのである。
ドライバーの使い方が素人ということも相まって、
いとも簡単にネジ山が潰れてしまった。

仕方ないから無理やりマイナスドライバーでネジを外す羽目に。
ネジがダメになるのはもちろん、ドライバーまですぐに壊しそう。
これは正しい工具の使い方を調べるところから。

悪戦苦闘しつつ、何とかネジを外していく。
前玉側を分解していると次の問題が。
レンズが外れたと思ったら、何かが落ちた気がした。
目を凝らすと、1mm程度の金属球があるではないか。

意味がわからない。
というかどこから出てきたのかさっぱりわからない。
ベアリングの球だろうか？
だとしても小さ過ぎてどこに居たのか検討もつかない。

これは面白くなってきた。
さすが精密機器のカメラレンズ。
素人が相手にするには格上過ぎるだろう。
しかし、感じたのはストレスよりも楽しさ。
最初から簡単にバラせるとは思っていない。
これから少しずつ学んでいくのだ。

そしてふと思った。
レンズの分解工程を写真や動画で記録したらどうだろうか。
自分の備忘録にもなるし、ワンチャン需要がある？

いや、ないか。