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枕不必要論

寝具は睡眠の質に大きく影響する。

寝ている間に変な体勢を強要されれば、
体が休まらないのは想像に難くない。

マストな寝具を挙げるなら、
土台となり体を受け止めるマットレス。
優しく体を包み込む布団。

そして何より、
人間の司令塔、頭を支える枕であろう。

一口に枕と言っても、
綿入りのフカフカ枕。
そば殻のシャカシャカ枕。
重力を感じる低反発枕。
人間工学に基づいたウェーブ枕。

1000円くらいのリーズナブルなものから、
数万円する高級品まで、
実に多種多様である。

今は自分の骨格や好みを反映させた
オーダーメイドの枕も簡単に手に入るので、
選択肢が豊富である。

こうして枕の多様化が進んでいる中ではあるが、
私はどちらかというと枕は不要派閥である。

自分に合う枕を本気で探したわけではないが、
少なくとも今家にある枕がフィットする感じはしない。
起きた時に何となく首周りに違和感を覚える。

そんな訳でいつからか枕を使わなくなった。
かと言って、枕がない方が違和感を感じない、
ということでもない。

結局のところ、枕があってもなくても変わらないのである。
であれば、必要ないものは取り払おうという魂胆である。

ただ、シーツに直接頭を載せると汗をかいたり、
蒸れたりするので何かしら敷きたい。

最初はタオルを試したが、
肌触りに満足しなかった。

そこで行き着いた先は、
ペット敷パッドである。

ペット用なので吸湿性を備えており、
夏はサラサラ仕様、冬は暖か仕様がある。
そして洗える。

理想の枕である。

枕に悩んでいるそこのあなた。
ペット敷パッドというジョーカーがありますよ。

P.S. 最近また枕を使ってみている。
おそらく周期的に枕を使ったり使わなかったりするようだ。


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