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〇〇日後に脱獄する男

最近は筋トレをしている。
腕立て伏せをしたり。
スクワットをしたり。
腹筋をしたり。

ジムに通っている訳ではないので、
家でできる自重トレーニングをやっている。

少しずつメニューを変え、回数を増やし、
毎回少しずつ変化を加えつつやってきた。
しかし、何だか最近は物足りない。
筋肉痛がなかなか来てくれないことが増えた。

そこで、ここで方針を変えてみることにした。
前々から興味があったアレを取り入れる。
そう、囚人トレーニングである。

その名の通り、著者が元囚人だとか。
つまり、制限のある刑務所の中で実施できて、
かつ生き抜くために実用的な筋肉を鍛えるメソッド。

これだけ聞くとゴリゴリのハードなトレーニングかと思うが、
必ずしもそうではない。

鍛える筋肉部位を6個に分割し、
各部位ごとに10個の段階を踏むというもの。
そしてその段階はそれぞれ初級、中級、上級がある。
つまり、6×10×3=180項目あることになる。
これを1個ずつクリアしていくという方針である。

こうするおかげで最初の方の項目は難易度が低い。
体力に自信がない人でもできそうなものもある。
そういう段階をこなしていき、ハードな項目に備えるのだ。

例えば腕立て伏せのステップ1はこれ。

壁に手をついて腕立て伏せの動作をするのだが、
これなら体重はあまりかからないので負荷が軽い。
確かにこれは入門の動作といった感じがする。

こうして簡単なものから段々と難しい項目をクリアしていき、
最終的には片手腕立て伏せに行き着く。

ここまで行くのは相当な根気が必要そうだ。

最終的に片足スクワットを目指すメニューもあるのだが、
その最初の項目が興味深い。

最初に見た時の正直な感想…

スクワットしてないじゃん!
ていうか逆さだし!

どうやらスクワットに進む前の慣らし運転、
股関節の可動域を云々らしい。

最終的な片足スクワットは強度はもちろんのこと、
股関節の柔軟性やバランス感覚も必要となるので、
こうした一見スクワットとは関係なさそうな動きも必要らしい。

ちなみにこれもやってみたが、
股関節というより、接地している首から背中にかけて辛い。
やはりここら辺の準備ができていないということだろう。

基本的には各ステップは飛ばしてはならない。
簡単だとしてもきっちり丁寧にこなしていく必要がある。

長い道のりになることは容易に想像がつくが、
期待感も大きい。

各項目のステップが細かく設定されているので、
徐々に進展していく過程がわかりやすい。
体も徐々に慣れていくことが予想されるので、
無理なくステップアップできるのではないだろうか。

気が向いたら、このnoteでも経過報告してみようかしら。
ちなみに、収監されるとかそういうことではないです。

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